令和6年3月をもって退任する美術学部構想設計専攻の髙橋悟教授の退任記念展を開催します。
髙橋教授はこれまで10年にわたり、都市における見えない敷居や分断を、芸術大学の移転がどのような形で迎えることが可能なのかを問いかけるプログラムを行ってきました。本展では、これまでの活動のアーカイブを映像と立体的な装置を組み合わせることで、過去の記録としてではなく、現在進行形の物語として再構成します。
是非御来場ください。
髙橋 悟 略歴
1988年 |
イェール大学大学院美術専攻修了 カーネギーメロン大学助教授、ミシガン大学准教授を経て |
2008年 | 京都市立芸術大学美術学部常勤教員 |
〈主な展覧会〉 | |
1996年 |
“Dumping Sight: Land-Scape/Land-Scope” Center for the Arts, State University of New York at Buffalo Art Gallery アメリカ合衆国 |
1999年 |
“L to R: Dictionary/Constellation to Mother Tongue” Museum of Art, Munson Williams Proctor Institute アメリカ合衆国 |
2000年 |
“Trading Views” Stadtgalerie, Saarbrücken, ドイツ |
2006年 | “NoWhere: Vale of Paradise” Centro Cultural MATUCANA100, チリ |
2010年 | 「Trouble in Paradise:生存のエシックス」 京都国立近代美術館 |
2014年 |
「法と星座:Turn Coat/Turn Court」 横浜トリエンナーレ2014 |
2015年 | 「装飾と犯罪」PARASOPHIA: 京都国際現代芸術祭 |
2015年 | Still Moving :越境・移動 元崇仁小学校 京都 |
〈プロジェクト企画・制作〉 | |
2015年~2022年 | 文化庁「大学に於ける文化芸術推進事業」の企画制作 |
「状況のアーキテクチャー」、「聞こえないを聞く・見えないを視る」、「共生と分有のトポス」 ほか |