京都市立芸術大学日本伝統音楽研究センターでは、「伝音セミナー -日本の希少音楽資源にふれる-」を開催します。
本講座は、日本伝統音楽研究センターの教員や研究員が講師となり、SPレコード等に残された貴重な演奏音源などを紹介する無料の講座です。
日本の伝統音楽に触れるのは初めてという方も、是非この機会に御参加ください。
令和6年度前期「伝音セミナー -日本の希少音楽資源にふれる-」
第一回: 能楽の「呂中干」形式をさかのぼる
講師| 藤田 隆則
(日本伝統音楽研究センター教授)
能楽の中には、主人公が、謡ではなく笛の伴奏で舞う部分があります。
代表的なものに「序ノ舞、神舞、男舞、中ノ舞、早舞」がありますが、これらはいずれも「呂中干」形式、つまり基本となる旋律型(地)が「中、干、中、呂」の四句で構成される形式をもっています。
「呂中干」という呼称の由来やその起源も、これまでほとんど研究されていません。
ひとつの古い資料を手掛かりに、起源をたずねてみようと思います。
日時| 2024年6月20日(木曜日)
午後2時45分〜4時15分
会場| 京都市立芸術大学 伝音セミナールーム
(京都市下京区下之町57-1 A棟1階)
定員| 50名
申込| 不要
受講料| 無料
問合せ先| 京都市立芸術大学事務局
共創テラス・連携推進課
電話 075-585-2006
E メール public@kcua .ac.jp
主催| 京都市立芸術大学
日本伝統音楽研究センター