2024年10月23日(水曜日)、公開特別講義《イブニング・テラス》※を開催しました(共催:寺田倉庫㈱、協賛:㈱チャーム・ケア・コーポレーション)。
新キャンパスでは、7月に続いて2回目の開催になります。
今回は、本学美術学部卒業生の山本容子氏(銅版画家)、森田りえ子氏(日本画家)をお招きし、「描いたこと。描き続けたこと。そして、考えたこと。考え続けていること。」をテーマに、赤松学長を交えて鼎談を行いました。
3人が通った今熊野キャンパスや学生時代の思い出にはじまり、お二人のその後の創作に対する真摯な姿勢や弛まぬ努力が幸運を惹きつけ、それをチャンスに繋げたお話など、会場にお越しになった皆様が元気になれるエピソードをたくさんお聞きすることができました。
また、山本氏からは、小説や物語を読みこんで創作につなげたことや、森田氏からは、植物写生を繰り返すことで生命の尊さへの気づきが生まれたことなど、芸術を志す在学生にとっても大変刺激のあるお話をお伺いすることができました。
当日は、100名を超える皆様にご来場いただき、最後には短い時間でしたが在学生からの質疑応答の時間も設けられました。
※公開特別講義《イブニング・テラス》は、京都市立芸術大学の教育や研究を公開することで、京都の知恵、文化、技術と融合し、さらなる京都の発展につなげていただこうと企画した連続講座です。