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公立大学法人京都市立芸術大学理事長予定者の選出について

2024.11.19

 公立大学法人京都市立芸術大学では、現理事長(赤松 玉女)の任期が令和7年3月31日をもって満了することに伴い、11月11日から同月18日まで、学内で意向投票(理事長選挙)を実施した後、本日開催の理事長選考会議において小山田 徹を次期理事長予定者に選出しました。

 任期は、令和7年4月1日から令和11年3月31日までの4年間で、令和7年4月1日付けで京都市長から任命予定です。

 なお、同理事長予定者は、同任期で京都市立芸術大学学長を兼ねる予定です。

プロフィール

氏名小山田 徹(こやまだ とおる)
年齢63歳(令和6年11月19日現在)
略歴芸術家、京都市立芸術大学美術学部美術科彫刻専攻教授
昭和36年鹿児島県鹿児島市生まれ。昭和62年に京都市立芸術大学美術学部美術科日本画専攻卒業。在学中に結成したパフォーマンス・グループ「ダムタイプ」の創設メンバーとして作品制作を行い、《pH》や《S/N》などの作品を国内外に向け発信。またAIDSやセクシャリティに関わる問題に向き合う活動を多くの人々と行う。平成10年からダムタイプを離れ、個人の活動を始める。平成22年に本学教員に着任。
「共有空間の獲得」をキーワードとし、人々を巻き込みながら空間そのものを体験させる独自のアート手法を探求。焚き火場など、人々が集い関わる場を生み出し、社会に実装される共有空間が持つ新たな可能性を探求。
受賞歴平成17年 第二回アサヒビール芸術賞
理事長予定者のコメント
 京都市立芸術大学は、「未来の当たり前を創る」大学として、奥深い文化を有する京都で、長きにわたる優れた伝統を継承しつつ、新たな未来に果敢に挑み続ける人材を育て輩出していく役割を担ってきました。この度、移転も落ち着き、新たな場所と校舎で、新たな歴史を刻み始めています。さまざまな研究と探求、教育、地域活動、社会還元などを大学として支え、世界の新たな価値観の創造に取り組んでまいる所存です。