2025年4月13日(日曜日)、日本伝統音楽研究センター 伝音セミナールームにて「伝音ライブ!」第6回〈臺灣春風 ~臺灣傳統音樂の粋~ Spring Breezes from Taiwan〉を開催します。
台湾の対岸、泉州(現福建省)が起源とされる南管楽(南音)の伝統は、こんにちでは発祥地の中国よりもむしろ台湾で確かな命脈を保っています。 南管は古代が発祥とされ、素朴な音楽が特徴。いっぽう、南管よりは歴史が浅い北管楽は、超絶技巧的で高音を強調する音楽スタイルが魅力です。
例年4月14日に行われる奈良県當麻寺練供養のために、今年新たに作曲された“来迎引接”音楽 *。そのレコーディングに参加したのが、現在台湾の國立臺北藝術大學音樂學院傳統音樂學系(傳音系)**で学ぶ学生たちです。練供養にあわせて来日する彼女たちには、このたび京都芸大の伝音にも足を延ばしていただくことになりました。
新進気鋭の学生たちの演奏による古琴・南管・北管音楽の粋をご堪能下さい。
* 藤家 溪子 編曲《蘇合香 序五帖》《天人楽》《菩薩 道行》─當麻寺練供養のための音楽─(2025年/田鍬智志による藤原師長編纂の箏譜『仁智要録』所収譜の解釈をもとにした台湾伝統楽器・西洋楽器アレンジ)
** 國立臺北藝術大學音樂學院傳統音樂學系(傳音系)
台湾伝統音楽の伝承を担う音楽家・研究者の育成を目的に1995年に創設された学部で、古琴・ 琵琶・南管楽・北管楽・音楽理論の5つの専攻があり、2007年創設の修士課程には理論と演奏の2つの専攻があります。
開催日時|
2025年4月13日(日曜日) 午後1時〜午後2時
会場|
京都市立芸術大学 伝音セミナールーム
(〒600-8601 京都市下京区下之町57-1 A棟1階)
定員|50名
入場料|無料
事前申込|必要(先着順)
出演|
國立臺北藝術大學水舞臺樂團
Waterstage Ensemble of Taipei National University of the Arts
林 琪 LIN Chi (國立臺北藝術大學音樂學院傳統音樂學系在学)
江 昀諪 CHIANG Yun-Ting (同 音樂學院傳統音樂學系碩士班(修士課程)在学)
賴 宇婕 LAI Yu-Jie (同 國立臺北藝術大學音樂學院傳統音樂學系在学)
ナビゲーター|
蔡淩蕙 TSAI Ling-Huei(國立臺北藝術大學 專任副教授)
藤家 溪子 FUJIIE Keiko(作曲家)
申込方法|
下記のリンクバナーから申込フォームへお進みください。
【受付期間】2025年3月19日(水曜日)10:00〜4月7日(月曜日)17:00〈先着順〉
*定員数に達し次第受付を終了します。
伝音ライブ!#06|申込フォーム
上記の受付期間中のみ開きます
企画|日本伝統音楽研究センター(田鍬智志)、藤家溪子
主催|京都市立芸術大学
協力|張 惠妮 CHANG Hui-Ni(國立臺北藝術大學講師)
問合せ|
事務局 共創テラス・連携推進課
TEL 075-585-2006(平日 午前8時30分~午後5時15分)
Eメール public@kcua.ac.jp
イベント会場
日本、〒600-8207 京都府京都市下京区上之町19−10