京都市立芸術大学日本伝統音楽研究センターでは、「令和7年度前期 伝音セミナー -日本の希少音楽資源にふれる-」を開催します。
本講座は、日本伝統音楽研究センターの教員や研究員が講師となり、SPレコード等に残された貴重な演奏音源などを紹介する無料の講座です。
日本の伝統音楽に触れるのは初めてという方も、是非この機会に御参加ください。
令和7年度前期 伝音セミナー -日本の希少音楽資源にふれる-
〈第1回〉ひとつの謡を様々に節付けする ― 江戸時代の能役者、岩井直恒による試み
京観世の能役者岩井直恒は、能楽の演出や技法に関する記録を多く残しましたが、中でも『絃なし琴』(神戸女子大学所蔵)は、ひとつの謡の詞章に対して16通りの節付けを施すという実験の記録です。
『絃なし琴』の内容を紹介し、多様な節付けの再現を試みます。
協力:神戸女子大学 古典芸能研究センター
講師| 高橋 葉子(日本伝統音楽研究センター客員研究員)
藤田 隆則(日本伝統音楽研究センター教授)
荒野 愛子(神戸女子大学大学院在籍)
実演| 浦田 保親(観世流シテ方能楽師)
日時| 2025年7月24日(木曜日)
午後2時45分〜午後4時15分
会場| 京都市立芸術大学 伝音セミナールーム
(京都市下京区下之町57-1 A棟1階)
定員| 50名
申込| 不要
受講料| 無料
問合せ先| 京都市立芸術大学事務局
共創テラス・連携推進課
電話 075-585-2006
E メール public@kcua.ac.jp
企画| 京都市立芸術大学日本伝統音楽研究センター
主催| 京都市立芸術大学
イベント会場
日本、〒600-8207 京都府京都市下京区上之町19−6