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国立印刷局の工芸官による特別講義を実施

2025.10.29

2025年10月17日(金曜日)、国立印刷局の工芸官をお招きし、美術学部版画専攻において特別講義を実施しました。

この特別講義は、銀行券に使用されている高度な偽造防止技術や印刷技術を広く理解してもらうための取組の一環として2022(令和4)年度から日本国内の芸術系・美術系大学において実施されているもので、本学での実施は昨年に続き2回目となります。

特別講義には、本学のほか京都芸術大学、京都精華大学、嵯峨美術大学、成安造形大学から合わせて約20名の学生が参加しました。学生たちは、午前に同局の事業や工芸官の仕事などについてのレクチャーを受け、凹版彫刻に使用するビュランという特殊な工具の作製を行いました。午後にはエングレーヴィングと呼ばれる銅版画の技法について、工芸官の方々から直接実技指導を受けました。

紙幣やパスポートなどにおけるセキュリティ印刷で駆使される技法を学び、国立印刷局の事業について理解を深める機会となりました。

実施の様子

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