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松栄堂 薫習館×京都市立芸術大学|菊田 結夢 個展「香りと織りが交わる場所」

2026.09.24



EXHIBITION INTRODUCTION

作品名(掲載順):The scarlet suns/The comforting companion/The biting defender

Q この作品の題材を選んだ理由は?

今回の作品では、縁起物を題材に選びました。見た目としてかわいらしく、エネルギーを感じられるものに興味を持ち、さまざまな縁起物について調べたことがきっかけです。

調べていく中で、縁起物にはそれぞれ異なる願いや意味が込められており、人に寄り添う形もさまざまであることを知りました。身近に置いて楽しむものもあれば、獅子舞のように、悪いものから人を守る役割を持つものもあります。
そうした、人の願いや思いに寄り添ってきた縁起物のあり方に面白さを感じたことから、それらをモチーフに作品を制作することにしました。


Q 制作で最も苦労した点は?

平面的な作品ですが、近くで見たときと遠くから見たときで、それぞれ違った見え方になるように意識しました。

遠くから見ると大きなデザインや柄が見えてきて、近くで見ると、織物ならではの織地の変化が感じられるようにしています。横糸の変化だけではなく、いろいろと工夫しながら、見た人が少し楽しめるような作品にしたいと思って制作しました。


Q  松栄堂の展示をしてみて

ゆったりとした空気が流れる中で展示することができて、作品をそのような空間で見てもらえることがすごく嬉しいです。

視覚的に作品を楽しんでもらうだけではなく、お店に入った瞬間から香りに包まれるような空間の中で作品を見てもらえるというのは、これまでにない体験だと思います。
4か月間展示されることで、作品がどんな香りになって帰ってくるのかも、今から楽しみにしています!


PROFILE

 菊田 結夢
(大学院美術研究科修士課程工芸専攻(染織)2回生)

◆STUDENT STORY

Q 染織専攻を選んだ理由は?
工芸の3専攻(陶磁器、漆工、染織)の中で、最初はどの専攻に進むか迷っていました。その中で、染色は人類がたどってきた歴史の中でずっと人と一緒にあって、これから自分が生活していく未来、将来においても、ずっと触れていくものだと思い、一生続けていける専攻なのかなと思い、染織を選びました。

Q 大学での学びは?
大学に入る前は、伝統的なことをするのかなと思っていました。でも、実際には逆に「もっとはじけようよ」という雰囲気があって、自由にやらせてもらえる環境でした。
自由だからこそ、広すぎて迷うこともありますが、その中で自分なりにいろいろなものを見つけていけるのは、楽しいなと思っています。

Q 今後の展望について
今、大学院2回生で、来年には卒業ということもあり、残りの学生生活を楽しみながら、しっかりとこの環境に感謝して、最後まで自分にできることをやっていきたいと思っています。
大学を卒業してからも、働きながら何かをつくり続けられたらと思っています。

LOCATION

〒604-0857 京都府京都市中京区烏丸通二条上ル東側