皆さん,地下鉄北山駅から京都コンサートホールへ向かう地下通路で,楽器をテーマにした作品を見掛けたことはありませんか。
その作品は,京都市立芸術大学美術学部デザイン科の学生が制作した作品です。1年ごとに新しい作品へと入れ替えを行っており,今年もデザイン科の2回生,30名が夏の課題として作品を制作しました。
今年の作品テーマは,昨年に引き続き「音を奏でる楽器」です。
学生が,それぞれ一つ,好きな楽器を選び,楽器そのものではなく,その楽器が京都コンサートホールで奏でる「音楽」を表現します。
作品の材料は,白い段ボールのみで,地下通路を歩きながら楽しんでもらえるよう,立ち位置(見る角度)によって表情が変わる立体的な作品となっています。
9月6日から新たな作品が展示されていますので,北山駅をご利用の際には,30種類の楽器が奏でる音楽を是非お楽しみください。
また,第3弾となる今回は,「京都の秋音楽祭」の開催に合わせて,展示作品をご覧になられた方からのメッセージも募集しています。学生にとっては,公共の場で「作品を見られる」ということは,社会の反応を含め,デザインが社会とどう関係していくのかを体験し,そこから学ぶ良い機会です。皆様からの貴重なご意見をお待ちしております。
- 期間:平成24年9月16日(日曜日)~11月30日(金曜日)
- 場所:作品展示箇所
- 応募方法:展示場所付近に設置しているメッセージカードに,必要事項をご記入のうえ,展示付近に設置されている応募箱に投函してください。
※詳しくは,京都市交通局ホームページをご覧ください。
北山駅のアート作品展示
展示期間 | 2012年9月6日から約1年間 |
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設置場所 | 地下鉄烏丸線北山駅の改札口から出入口1までの通路壁面 |
展示サイズ | 縦1メートル,横1メートル,厚さ5センチメートル |