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「水墨画にチャレンジ!」 下京雅小学校の児童が「水墨画」に挑戦

2017.07.20

京都市立芸術大学日本画研究室では,日本画の研究と教育の成果を社会資源と捉え,実技講座や教育現場での交流事業,学生の社会参加等の活動に取り組んでおり,この度,その取組の一環として,小学校児童を対象に「水墨画」を描く体験学習を開催しました。

体験学習が行われたのは,本学の移転予定先である京都市下京区内に,今年4月に誕生した下京雅小学校の6年生の2クラス。同校6年生の児童たちは,総合的な学習の時間「みやび学習」で伝統文化について学ぶ活動に取り組んでおり,今回は室町時代を代表する文化人である雪舟が確立した「水墨画」を,本学美術学部日本画専攻の川嶋渉准教授と三橋卓講師,大学院修士課程の学生6名の指導の下,実際に描いてみることになりました。

授業では,冒頭,川嶋准教授から水墨画が誕生した室町時代について説明が行われた後,本学の学生たちが児童たちを前に筆づかいのお手本が示されました。1本の筆だけで色の濃淡を表したり,細い線や太い線を描きわける筆づかいを学んだ児童たちは,早速それぞれに用意された画仙紙に練習!筆をしごいて細い線を描いたり,水墨画で用いられる技法のひとつである「かすれ」を実際に体験し,筆の使い方をひと通り学んだところで,水墨画作品(香雪美術館所蔵 重文 「雪舟筆,李蓀・朴衡文賛『真山水図』」)の色紙への模写にチャレンジしました。最初の内は慎重な筆運びだった子どもたちでしたが,慣れてくると思い思いのタッチで描いていき,授業時間が終わる頃には,皆の作品はすっかり仕上がっており,楽しみながら意欲的に取り組んでもらえました。

今回の体験学習にご協力いただきました下京雅小学校の皆様に,この場をお借りして感謝申し上げます。本学が下京区への移転までには,まだ6年程ありますが,地域の小学校をはじめ区民の方々との交流を図ることを通じて,移転機運の盛り上げはもとより,移転後の継続的な連携に繋がっていくことを期待しています。

なお,本事業は「京都市下京区区民が主役のまちづくりサポート事業」に採択されており,下京区役所の助成により開催したものです。