京都市立芸術大学日本伝統音楽研究センターでは、「伝音セミナー -日本の希少音楽資源にふれる-」を開催します。
本講座は、日本伝統音楽研究センターの教員や研究員が講師となり、SPレコード等に残された貴重な演奏音源などを紹介する無料の講座です。
日本の伝統音楽に触れるのは初めてという方も、是非この機会に御参加ください。
令和6年度後期 伝音セミナー -日本の希少音楽資源にふれる-
第一回: 文楽人形の〈型〉は不変か?:「うしろぶり」に見る表現のバリエーション
講師| 中野 ふくね
(大学院美術研究科博士(後期)課程美術専攻芸術学領域2年)
人形浄瑠璃文楽には、〈型〉と総称される人形の定型化された動作が存在しています。
女方の人形が背中を見せて反り返り、嘆きの頂点を表現する動作は「うしろぶり」と呼ばれる代表的な型のひとつで、浄瑠璃の聴きどころとなるクドキの場面で舞台を彩ってきました。文楽の人形遣いたちは、この「うしろぶり」をどのように表現してきたのでしょうか。
細部の比較を通じて、分析を試みます。
日時| 2024年11月28日(木曜日)
午後2時45分〜午後4時15分
会場| 京都市立芸術大学 伝音セミナールーム
(京都市下京区下之町57-1 A棟1階)
定員| 50名
申込| 不要
受講料| 無料
問合せ先| 京都市立芸術大学事務局
共創テラス・連携推進課
電話 075-585-2006
E メール public@kcua.ac.jp
主催| 京都市立芸術大学
日本伝統音楽研究センター
イベント会場
日本、〒600-8207 京都府京都市下京区上之町19−10