京都市立芸術大学日本伝統音楽研究センターでは、「伝音セミナー -日本の希少音楽資源にふれる-」を開催します。
本講座は、日本伝統音楽研究センターの教員や研究員が講師となり、SPレコード等に残された貴重な演奏音源などを紹介する無料の講座です。
日本の伝統音楽に触れるのは初めてという方も、是非この機会に御参加ください。
令和6年度後期 伝音セミナー -日本の希少音楽資源にふれる-
第二回: 平安朝の笛吹く女性 “虫めづる姫君”の音楽
講師| 根本 千聡
(日本伝統音楽研究センター特別研究員)
王朝文化の最盛期、雅楽が盛んに催されていた宮廷社会では、笛はもっぱら男性が演奏する楽器でした。しかし、そんな時代にありながら、笛演奏に堪能なことで知られた女性音楽家が二人います。笛の名手として名を馳せた大神基政の娘「夕霧」と、音楽に秀でた家筋に連なる藤原宗輔の娘「若御前」です。
今回は、あまり多いとはいえない両名に関する資料を整理し、具体的にどのような特徴をもつ音楽家であったのか、楽曲の推定復元をまじえつつ検討します。
日時| 2024年12月19日(木曜日)
午後2時45分〜午後4時15分
会場| 京都市立芸術大学 伝音セミナールーム
(京都市下京区下之町57-1 A棟1階)
定員| 50名
申込| 不要
受講料| 無料
問合せ先| 京都市立芸術大学事務局
共創テラス・連携推進課
電話 075-585-2006
E メール public@kcua.ac.jp
主催| 京都市立芸術大学
日本伝統音楽研究センター
イベント会場
日本、〒600-8207 京都府京都市下京区上之町19−6