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大学移転プレ事業「実験展示《EREHWON~いまここにありどこにもない場所》」(未知を開くファシリテーター育成事業《聞こえないを聴く・見えないを視る CASE-3 霧の街のポリフォニー》)

未知を開くファシリテーター人材育成事業《聞こえないを聴く・見えないを視る CASE-3「霧の街のポリフォニー」》では、京都市・崇仁地域にて、京都市立芸術大学(京都芸大)の移転工事の現場を背景にした実験展示《EREHWON〜いまここにありどこにもない場所》を開催します。

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今回の作品名《EREHWON》はNOWHEREの文字を反対から並べた造語で、「いま・ここ」にありつつ「どこにもない」他なる場所を指す。その中に入ると音と光が消え、感じるのは呼吸と心臓の鼓動だけ。《EREHWON》には音の反響がないため、いわば感覚を背後から支える土台が変化する。距離や方向感覚のフレームが歪み、自身を空間や時間に定位しにくくもする。この不思議な装置を大学移転に向けた大規模工事が進む崇仁地域の河原町塩小路下ル広場に置いてみる。そのときグローバルに広がる現実原則の時景に、もしかしたら他なる場としての小さな穴が開き、そこから、忘れかけていた音、黙して語らぬ他者の声が響くことになるかもしれない。

プログラムディレクター|高橋悟(美術家/京都市立芸術大学美術学部教授)

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《EREHWON》プロジェクトメンバー

倉智敬子(美術家)、髙橋悟(美術家/京都市立芸術大学美術学部教授)

※本実験展示は、聞こえないを聴く・見えないを視るCASE-3「霧の街のポリフォニー」のプログラムとして開催されます。

展示風景予想図

京都芸大移転による大規模工事が進む様子(Google Map)

フライヤー《EREHWON》

会期 2021年11月27日(土)から 12月19日(日)までの各日13:00~17:30
※月・金曜日定休
会場 河原町塩小路下ル広場(河原町通とJRの線路がぶつかる北側の広場)
<アクセス>
 ・JR京都駅から東へ徒歩約8分。交番前を線路方向に100m。
 ・京阪「七条」駅下車。西へ七条大橋を渡り、2つ目の信号を左へ300m。
 ・市バス205系統、17系統、4系統「塩小路高倉」バス停で下車。南東へ徒歩200m
観覧 入場無料・申込不要
主催 京都市立芸術大学
助成 令和3年度大学における文化芸術推進事業
お問合せ 京都市立芸術大学 事務局 教務学生課
電話:(075)334-2006 (平日 午前8時30分~午後5時15分)
メール:art-f@kcua.ac.jp

参照ページ

聞こえないを聴く・見えないを視る CASE-3 霧の街のポリフォニー 《EREHWON》