11月17日（水曜日）に行われた「第90回日本音楽コンクール」の表彰式に，トランペット部門本選で第１位，岩谷賞（聴衆賞），瀨木賞及びE.ナカミチ賞を受賞された音楽学部管・打楽専攻3回生の藤井虹太郎さんが出席され，その報告に学長室を訪問されました。
改めて，ご受賞おめでとうございます。
藤井さんの今後のご活躍を祈念しています。
（※写真は，藤井さん（中央左）と指導教員である早坂先生（左），大嶋副学長（右））
藤井さんのコメント
この度は，歴史と格式ある日本音楽コンクールにおいてこのような受賞させていただき，大変光栄に思います。
特にこの約2年間は新型コロナウイルスの影響により，演奏活動だけではなく大学生活でもとてももどかしい思いをしてきました。そんな苦しい状況の中で，自分の大好きなトランペットや音楽を続けていて本当に良かったと思いました。
この賞を受賞できたのは，自分の力だけではなく，恩師である横田先生，早坂先生をはじめ，大学の先生方，両親，友人や先輩後輩の方々の助力のおかげです。心から感謝しております。
また私事ですが，私はいつも4年前に他界した祖母へ届くように演奏しています。祖母は，自分が参加している演奏会を全て聞きに来てくれていました。東京で行われても，他界する1ヶ月前でも岡山から演奏会に足を運んでくれました。直接会って感謝は言えませんが，誰よりも応援してくれていた祖母にも感謝の気持ちを伝えたいです。
この賞を頂けたことは大変嬉しくありがたいですが，この結果に満足せず自分のやりたい音楽を追求し続けていきたいと思います。