北村敏則
- 役職:准教授
- 専攻:声楽専攻
- 専門:声楽(テノール)
コメント
声楽はまず身体が大人になるまで待たなければならない。よって、この四年間は完成ではなく、将来、声帯に頼らない響きをコントロール出来る能力を養う為の期間であるようにと心掛けている。
略歴
京都市立芸術大学音楽学部声楽専攻卒業及び同大学院修了後、ウイーン留学E・ヴェルバ、K・エクヴィルツに師事
最終学歴及び学位称号
京都市立芸術大学大学院音楽研究科声楽専攻修了
芸術学修士
業績・研究発表
受賞歴
1988 | 第2回日本シューベルト協会国際歌曲コンクール第一位及び聴衆審査特別賞受賞 |
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1990 | 第6回ボルツアーノ(北イタリア)歌曲コンクール第一位及びアダ・ヴェルバ賞受賞 |
1992 | 第一回青山音楽賞受賞 |
1995 | 京都市芸術新人賞受賞 |
演奏実績・活動等
1994年姫路城世界文化遺産指定記念イヴェント、オペラ「おなつ・清十郎」の清十郎役に抜擢されオペラデビューを果たす。以後、中国二期会「魔笛」「こうもり」、倉敷音楽祭オペラ「ボエーム」、びわ湖市民オペラ「シンデレラ」「マルタ」「ジプシー男爵」「フィガロの結婚」にいずれも客演として出演。関西二期会では2006年に「魔笛」でデビュー、続いて「愛の妙薬」「ナクソス島のアリアドネ」に出演。ドイツ、イタリア、オーストリアでのオペラ公演参加をはじめ、国内外でのリサイタル、日本各地でのコンサートに多数出演。特に宗教曲のソリストとして定評があり、その中でも「ヨハネ受難曲」「マタイ受難曲」のエヴァンゲリストとしては高い評価を得ている。
その他の活動
CDでは日紫喜恵美氏とのジョイントで「モーツァルトの世界」をリリース。また作曲家平田あゆみ氏と「うたう劇場」を立ち上げ、日本語による各種声楽曲を精力的に発表している。