三舩優子
- 役職:教授
- 専攻:ピアノ専攻
- 専門:ピアノ
コメント
芸術に携わることは、文化を守ること、果ては人を救うことが出来る力をももつことです。
演奏は、それぞれの人生の物語です。
Life is short, Art is long. 命の先まで続く遺産を残すこと、その意識を持ちながら、日々研鑽を積んで欲しいと思います。自身の持ち得る知識や経験を学生たちに惜しむことなく伝えるのが、ひとつの使命だと思っています。
略歴
幼少期をニューヨークにて過ごし、ジェローム・ローエンタールに師事。桐朋学園大学首席卒業後、文化庁在外派遣研修員としてジュリアード音楽院に留学。井口秋子、奥村洋子、安川加寿子、マーティン・キャニンの各氏に師事。ポール・バドゥラ=スコダ、ミハイル・ヴォスクレセンスキー、ハンス・グラフ、ラザール・ベルマン各氏にも教えを受ける。
最終学歴及び学位称号
桐朋学園大学音楽学部首席卒業。
文化庁派遣研修員としてジュリアード音楽院 Advanced Certificate Program修了。
業績・研究発表
受賞歴
- 日本音楽コンクール第1位
- フリーナ・アワーバック国際コンクール1位
- ジュリアード・ソリストオーディション優勝
演奏実績・活動等
‘91年にアメリカ・デビューをLAにてベートーヴェンのコンチェルトで果たし、以後カーネギーホール、リンカーンセンターなどでもリサイタルを行なう。帰国後、各地でのリサイタル、モスクワ交響楽団、サンクト・ペテルブルグ交響楽団、パリ・ギャルド・レピュブリケーヌ吹奏楽団等との日本ツアーをはじめ、国内すべてのオーケストラと共演。ロシア、韓国、ニュージーランド、シンガポール、トルコなど、海外でもツアー、マスタークラスなどを行なう。
演奏活動以外にもラジオのパーソナリティー、NHK-BS2「週刊ブックレビュー」の司会を6年間務めるなど、多岐に亘り活躍。
2014年よりドラム・パーカッションの堀越彰と「最小にして最大のオーケストラ」と称するクラシックユニットOBSESSIONを結成、レコーディング、海外公演、アウトリーチなど展開。日本ギロック協会名誉会員。