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清水久莉子

  • 役職:特任講師
  • 専攻:教職課程
  • 専門:音楽教育学

コメント

子どもの文化的経験についての格差縮減をテーマに、これまで教育、企画製作、研究に携わってきました。とりわけ、ドイツにおける音楽教育プロジェクト”JeKits(Jedem Kind Instrumente, Tanzen und Singen:すべての子どもに楽器、ダンス、歌を)”に関するフィールド調査(修士論文)があり、この知見の活用の実際を模索しています。音楽を専門的に学んだからこそなしうる、子どもへの支援の在り方はどのようなものか、みなさんとともに、実践を通して考えることができれば幸いです。

略歴

京都教育大学教育学部卒業後、同志社小学校常勤講師、宮崎県立芸術劇場企画制作係勤務を経て、滋賀大学大学院教育学研究科修了。同大学院在学中、トビタテ留学JAPAN奨学金を得て、パーダーボルン大学に留学。大阪大学大学院人間科学研究科博士後期課程単位取得、相愛大学教職課程合同研究室助手を経て、現在、京都市立芸術大学特任講師、龍谷大学非常勤講師。日本音楽教育学会、日本比較教育学会、関西楽理研究会会員。

業績・研究発表

論文

  • 「授業を観るとはどういうことか-ドイツにおける『エビデンスにもとづく授業診断とその開発方法』の提案-」京都教育大学紀要  (125) pp.89-102 、2014年9月(共著)
  • 「地方自治体の人口規模から見たドイツの劇場の設置状況-文化振興の行政的基盤」京都教育大学紀要   (128) pp.81-87 、2016年3月(共著)
  • 「公共劇場は誰のために存在するか-公共劇場の公共性議論の分析を通じて-」関西楽理研究XXXV、pp.143-154、2018年12月
  • 「公共劇場に人々は何を求めているのか〜鑑賞に留まらない地域に開かれた場として〜」ロームシアター京都リサーチプログラム紀要―2017年度報告書、pp53-68、2018年12月
  • 「ドイツの初等教育における教員需給の展望―音楽科教員の場合―」京都教育大学紀要(138)pp.227-240、2021年1月(共著)
  • 「ドイツの初等教育における教員不足問題 ―量的側面と質的側面―」京都教育大学紀要(138)pp.241-254、2021年1月(共著)
  • 「ドイツの初等教育における教員不足問題 ―量的側面と質的側面―」京都教育大学紀要(138)pp.241-254、2021年1月(共著)
  • 「教員養成の開放制と教育委員会-教育実習の学校への受け入れにおける空白-」京都教育大学紀要(139)pp.105-116、2021年9月(共著)
  • 「ドイツの教職に見られる傍系からの参入-教職の専門性と教員資格の正統性-」京都教育大学紀要(140)、 2022年3月(共著)
  • 「親しまれてきた歌とは何か―教育課程における歌唱共通教材に焦点を当てて—」相愛大学研究論集38、2022年3月

MISC

  • 「多様に隣り合う『パラ・シアター』」、『ASSEMBLYアセンブリー 京都に劇場文化をつくる』01、ロームシアター京都、p.17、2018年3月
  • 「連載 劇場と人」、『ASSEMBLYアセンブリー 京都に劇場文化をつくる』01、ロームシアター京都、裏表紙、2018年3月
  • 「海外の劇場動向 前編JeKi 音楽と社会を結ぶ新たな取り組み」、『ASSEMBLYアセンブリー 京都に劇場文化をつくる』03、ロームシアター京都、pp.22-24、2019年3月
  • 「海外の劇場動向 後編JeKi 音楽と社会を結ぶ新たな取り組み」、『ASSEMBLYアセンブリー 京都に劇場文化をつくる』 05、ロームシアター京都、pp.22-24、2020年3月

口頭発表

  • 「公共劇場に人々は何を求めているか〜鑑賞に留まらない地域に開かれた場として〜」ロームシアターリサーチプログラム2017最終報告会、2018年3月、ロームシアター京都
  • 「ドイツの初等学校教員養成における音楽科教育〜ノルトライン=ヴェストファーレン州を例に〜」日本音楽教育学会近畿地区例会、2018年5月、滋賀大
  • 「音楽的経験の世代間連鎖を断ち切る試み~ドイツ、ノルトライン=ヴェストファーレン州におけるJeKits~」関西楽理研究会例会、2018年6月、京都教育大学
  • 「ドイツにおける JeKits の成立と展開―初等学校での子どもの音楽的経験はいかにありうるか―」(修士論文口頭発表滋賀大学推薦)日本音楽教育学会近畿地区例会 2020 年 6 月、オンラインストレージによる発表
  • 「初等学校における『チーム』としての音楽教育の可能性 ―ドイツ、NRWの JeKitsを事例として―」ヨーロッパ教育研究会、 2020 年8月、オンラインによる報告
  • 「初等学校教員養成における音楽科の位置—ドイツの教職課程との比較を通じて—」日本音楽教育学会第51回大会、2020年10月、オンラインによる報告
  • 「公共劇場は誰のために存在するか―公共劇場の公共性議論の分析を通じて―」関西楽理研究会例会 2020 年 12 月、京都教育大学