玉井尚彦
- 役職:准教授
- 専攻:共通教育
- 専門:理論言語学,英語学
コメント
私は言語学を研究していますが、芸術を学ぶ皆さんとある意味似たものを見ているような気がします。言語も芸術も、「形式と意味の対応」を考える契機になると思うからです。
皆さんは将来、芸術を含む様々な場面で、英語を使って活躍する機会があることと思います。そのための基礎準備を大学生のうちにしっかりと行おう、という意気込みを持ちましょう。この目的意識が、英語の学習効果をあげる助けになってくれます。
略歴
1997 | 京都大学理学部卒業 |
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2000 | 京都大学大学院人間・環境学研究科修士課程修了 |
2002 | カナダ国マギル大学大学院言語学科へ交換留学 (2003年4月まで) |
2005 | 京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程所定の研究指導認定退学 |
京都外国語大学非常勤講師(2012年3月まで) | |
2006 | 大阪経済大学非常勤講師 (2012年3月まで) |
2007 | 京都大学非常勤講師 (2012年3月まで) |
2008 | 博士(人間・環境学、京都大学)の学位取得 |
2012 | 京都市立芸術大学美術学部講師 |
最終学歴及び学位称号
京都大学大学院人間・環境学研究科人間・環境学専攻博士後期課程研究指導認定退学
博士(人間・環境学)
研究発表・講演
2005 | A Structural Analysis of Atelic Resultatives (未完了相結果構文の構造分析) (日本言語学会 第131回大会 (於 広島大学)) |
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論文・著書等
2005 | A Morphosyntactic Approach to the Derivation of the Locative Alternation: From a Crosslinguistic Viewpoint (場所格交替の派生への形態統語論的アプローチ—通言語的視点から—) (単著 関西言語学会『Proceedings of the Twenty-Ninth Annual Meeting of the Kansai Linguistic Society (KLS 25)』 pp. 129-139) |
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The Word Order of the Resultative Construction: A Case Study of Morphology-Semantics Mismatch (結果構文の語順—形態と意味の不一致の例として—) (単著 『人間・環境学』(京都大学大学院人間・環境学研究科紀要) Vol. 14 pp. 15-24) |
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2008 | The Syntax-Semantics Interface of Change-of-State and Change-of-Location Expressions: From a Derivational Viewpoint (状態変化・位置変化表現の統語・意味インターフェイス—派生的観点から—)
(単著 京都大学大学院人間・環境学研究科博士学位論文 pp. 1-115) |