10月4日（水曜日）に、本学美術学部の卒業生や在学生などで構成する「宙漆（そらうるし）プロジェクト」のメンバー4名が赤松学長を訪問し、9月20日に漆作品を成層圏まで飛ばした成果を報告されました。お越しになったのは、髙岸航平さん（本学美術学部卒業生、メディアアーティスト）、久保尚子さん（美術学部美術科漆工専攻4回生）、大島美森さん（美術学部美術科油画専攻３回生）、糟野日向子さん（美術学部美術科漆工専攻２回生）の4名で、同プロジェクト顧問の磯部洋明准教授もご一緒でした。
このプロジェクトは、名古屋大学、名古屋工業大学、東京大学の工学部の皆さんと一緒に、漆作品を宇宙の入り口にあたる成層圏（高度約30km）までスペースバルーンで持ち上げて、その様子を記録する取組です。
音のない成層圏で、地球の光が映り込んだ漆作品は、地上では見ることのできない神秘的な輝きを放っていました。
