京都市立芸術大学は、日本マクドナルド株式会社、京都市と連携し、「地域と社会全体ではぐくむ、子供と家族の笑顔」について考え、行動する「トレイマット デザイン コンテスト」を開催しています。
コンテスト応募作品は、オンライン投票特設サイトのほか、本学キャンパスや市内マクドナルド店舗等でご覧いただけますので、ぜひご投票ください。
1 コンテストについて
本学の学生が、京都市における子育て応援の機運醸成に係る取組や、マクドナルドが支援しているドナルド・マクドナルド・ハウス支援など地域貢献の取り組みについて授業で学んだうえでデザインした作品のうち、1次選考で選出された作品の中から、どなたでも参加できるオンライン投票により最優秀賞・優秀賞を、また、特別賞として京都市長賞を、それぞれ決定します。
最優秀賞に選ばれた作品は実際のトレイマットとして京都市内のマクドナルド全店舗にて展開されます(2024年12月中旬予定)。
2 実施に至った経緯
本プロジェクトは今年で3回目を迎えます。今回はテーマを新たに「地域と社会全体ではぐくむ、子供と家族の笑顔」として実施します。
日本マクドナルドは、創業以来「地域に貢献する」という理念を掲げており、共に助け合う社会を目指したチャリティ文化の醸成と子供の治療に付き添うご家族のための滞在施設「ドナルド・マクドナルド・ハウス」の支援などを通じて“病気の子供とその家族”を笑顔にする活動に取り組んでいます。現在、国内14カ所目のハウスとして「ドナルド・マクドナルド・ハウス 京都」が2026年秋頃のオープンを目指しており、開設に向けた様々なサポートを行っています。
京都市は、子供を健やかで心豊かに育むための市民共通の行動規範として、「京都はぐくみ憲章(子供を共に育む京都市民憲章)」を制定しており、憲章の理念に基づく市民の日常生活に根差した実践行動を促すことにより、家庭、地域、育ち学ぶ施設、企業、行政などのあらゆる場において行動の輪を広げ、子供を健やかに育む社会の実現を目指しています。
京都市立芸術大学は、地域連携や社会貢献の推進を目標に掲げ、教育研究の成果を地域等に還元し、社会全体の発展への貢献に取り組んでいます。芸術分野はもとより、多様な分野の教育研究機関や団体との連携を推進し、様々な社会課題の解決や、多様性と包摂性のある誰一人取り残さない社会の実現など、社会や経済に資する新たな価値の共創に努めています。
この3者の想いが一致し、今年度のテーマが決定しました。
3 コンテスト概要
コンテスト参加対象学生
京都市立芸術大学 美術学部 デザイン科
課題
マクドナルド・京都市の「地域と社会全体で育む、子供と家族の笑顔」に対する取り組みをコミュニケーションデザインで表現
対象
京都市内のマクドナルド店舗に来店するお客様
目的
「地域と社会全体ではぐくむ、子供と家族の笑顔」の重要性やマクドナルド・京都市の取り組みを広く知っていただくとともに、ご覧になった方がご自身でできることについて行動を起こすことを期待
オンライン投票期間
2024年11月1日(金曜日)10時~11月20日(水曜日)23時59分
オンライン投票URL
*投票はお一人様1回にてお願いいたします。
*最優秀賞として選ばれた作品は、実際の店舗で使用される際にデザインの一部を変更する可能性があります。
オンライン投票による各賞
最優秀賞(1点)、優秀賞(2点)
特別賞
京都市長賞(1点)
4 参考
本プロジェクトは、京都超SDGsコンソーシアムの取組の一環として、実施しています。
京都超SDGsコンソーシアムとは、SDGs先進都市である京都市をフィールドに産学公が連携し、SDGsの達成に向けてともに考え、行動し、発信する「京都 産学公SDGsプロジェクト」(2019年6月27日発足)を推進し、SDGsの社会実装を目指す団体です。(京都大学、京都市、マクドナルドなど23団体)
京都大学における資源循環や省エネ・創エネに関する取り組み、人口が減少している中山間地域の維持、持続可能性・SDGsをテーマにした教育プログラムの開発等、SDGsの社会実装を目標とした取り組みやシンポジウムや博覧会等による発信・情報交換を行っています。