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【京都市×京都市立芸術大学×マクドナルド】トレイマット デザイン コンテスト結果発表

2023.01.24

 京都市と京都市立芸術大学(京都芸大)は、日本マクドナルド株式会社と連携し、私たちの生活にも密接に関わり、SDGsの目標(主に「14 海の豊かさを守ろう」、「15 陸の豊かさも守ろう」)で掲げられている「生物多様性」について考えて、行動する産学公連携プロジェクト「トレイマット デザイン コンテスト」を実施しました。

 この度、一般の方の参加によるオンライン投票で得票の多かった最優秀賞及び優秀賞2作品、並びに、優れたデザイン等で選考された京都市長賞を決定しましたので、お知らせします。

 コンテスト結果

  • 総投票数:2,308件
  • 投票期間:令和4年11月4日(金)~同年12月6日(火)

最優秀賞

 髙野 知佳(美術学部デザイン科 2回生)

取組の様子

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

《制作者コメント》

 マクドナルドには自然を大切にする取り組みが数多くあります。

 マクドナルドも、森とそこに暮らす人や生き物たちも、つながり合ってより良い関係を築いていく様子を一本の線で描いたイラストで表現しました。

 

優秀賞:2点

 庄 英里(美術学部デザイン科 2回生)

取組の様子

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

《制作者コメント》

 環境に優しい取り組みが親子に一目で伝わる手描きにこだわり、優しさを演出しました。

 子供には難しい環境問題をマークがついたマクドナルド商品の選択で貢献できることを感じてもらえるよう、子供が種(ハンバーガーの胡麻)を撒く絵にしました。

 文章は優しい口調でマクドナルドを選んでくれた感謝で締める事でまた選びたくなる、そんなトレイマットを目指しました。

 

 實原 舞乃(美術学部デザイン科ビジュアル・デザイン専攻 3回生)

取組の様子

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

《制作者コメント》

 マクドナルドの森に関連する様々な自然環境に配慮した取り組みをトレイマットにまとめました。

 京都の美しい景観や森に住む動物たちを一緒に描き、マクドナルドで食事をすることが私たちの住んでいる地域の環境を守ることに繋がっているんだということを楽しく伝えられるように明るくてにぎやかな絵を描きました。

 

京都市長賞

 小谷 凜賀(美術学部デザイン科 2回生)

取組の様子

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

《制作者コメント》

 すごろくのように一つ一つのます目をたどりながら、京都市の自然や環境保護の活動と、マクドナルドの環境への取り組み、そしてサステナブルラベルの意義をマクドナルドで食事をする子供たちやその家族に楽しく、そして分かりやすく知ってもらえるようにしました。

《選考委員会委員長コメント》

 本作品は、日本マクドナルド(株)の持続可能な調達及び京都市の生物多様性保全の取組について、大文字山やカモなど京都らしい要素を用いてデザインされた「すごろく」で表現しており、生物多様性保全に向けた行動を促しているところを評価し、京都市長賞に最もふさわしい作品として選考いたしました。

 

表彰式の様子

 

 令和5年1月20日(金)にマクドナルド五条桂店にて表彰式が行われました。

 日本マクドナルド株式会社から江夏本部長、京都市から門川市長、本学からは赤松学長等が出席し、江夏本部長及び門川市長から受賞者に賞状と記念品が授与されました。

取組の様子 取組の様子 取組の様子 取組の様子
表彰式

令和5年1月20日(金)午後2時30分~ マクドナルド五条桂店にて実施。

賞について

 最優秀賞の作品は、2月8日(水)から約2週間、市内のマクドナルド全店舗で実際に使用されます。

 京都市長賞(特別賞)は、本市職員で構成された選考委員会により、「持続可能な調達」「生物多様性の保全」「デザイン性」「地域性」「行動の促進」の5項目において優れた評価を受けた作品に贈られます。

 

「トレイマット デザイン コンテスト」プロジェクトについて

実施内容

 京都市立芸術大学の学生が生物多様性に関する講義を受けてデザインした作品のうち、一次選考で選出された16作品の中から、一般の方が参加するオンライン投票で最優秀賞・優秀賞を、また、特別賞として京都市長賞を、それぞれ決定しました。

実施経緯

 京都市では、京都市生物多様性プラン(2021-2030)に基づき、「自然共生社会」を実現するため、生物多様性の保全と持続可能な利用の取組を推進しています。

 京都市立芸術大学は、「2030年の私たち」「2050年の地球」に向き合う独創的な芸術家を育てることを目標の一つとし、私たちの持続可能性を考え、創造と循環が調和する未来への希望を育てていくことを目指しています。

 日本マクドナルド株式会社は、食を提供する企業として、いつまでも美味しいお食事をお届けしたいと願い、お客様に提供する食材・資材は可能な限りサステナブルな食材・資材を調達しています。

 今回、この3者の想いが一致し、本プロジェクトが実現しました。

参加学生

京都市立芸術大学 美術学部 デザイン科 32名

 

参考

 本プロジェクトは、京都超SDGsコンソーシアムの取組の一環として、実施しています。
 京都超SDGsコンソーシアムとは、SDGs先進都市である京都市をフィールドに産学公が連携し、SDGsの達成に向けてともに考え、行動し、発信する「京都 産学公SDGsプロジェクト」を推進している組織であり、京都大学、京都市、リコー、マクドナルドなど20の団体で構成されています。
 資源循環や省エネ・創エネに関する取り組み、中山間地域の活性化、持続可能性・SDGsをテーマにした教育プログラムの開発等、SDGsの社会実装を目標とした取り組みやシンポジウムや博覧会等による発信・情報交換を行っています。