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京都市立芸術大学の崇仁地域への移転整備方針の決定について

2014.01.06

 本学におきましては,西京区の皆様をはじめ京都市民の皆様の御理解・御協力のもと,公立の総合芸術大学として着実な発展を遂げてまいりました。

 しかしながら,現在地に移転してから30余年が経過し,現在,本学の施設は,様々な課題を抱えております。これらの課題を解消し,本学が京都のまちとともに発展していくことを目指し,学内で検討を重ね,平成25年3月28日に京都市役所におきまして,私から門川大作京都市長に対して,「JR京都駅東側に位置する崇仁地域へ本学を移転・整備すること,そして,移転後の大学跡地について洛西地域に資する活用を検討すること」などの要望をとりまとめ提出致しました。

 その後,京都市において,京都全体のまちづくり,本学の発展など,様々な角度から検討が行われ,平成26年1月6日,門川大作京都市長が,本学の要望に応え,本学を崇仁地域に移転整備する方針を決定したことを発表されました。

 今後,京都市とともに移転整備の基本的な方向性を検討し,構想として取りまとめてまいりますが,京都市から,移転先である崇仁地域のまちづくりの進捗状況を踏まえると,新キャンパスの移転完成は今後10年程度はかかるとの見込みが示されています。

 本学では,現在の大学施設の機能の維持につきましても京都市に要望しており,移転整備が実現するまでの間,市との連携のもと,できる限りの整備を行ってまいります。

 今後とも,学生の皆様,保護者の皆様,更には京都市民の皆様が誇りに思い,世界にも評価される「京都市立芸術大学」となるよう取り組んで参ります。

公立大学法人京都市立芸術大学

理事長 建畠 晢

(担当 教務学生支援室総務広報担当)