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カルロ・フォルリヴェジ講演「電子音楽の現在2」

京都市立芸術大学音楽学部作曲専攻中村典子研究室では,イタリア国立アドリア音楽院教授のカルロ・フォルリヴェジ氏による第2回講演会を行います。

 IRCAM(ポンピドゥーセンター,音響音楽研究所),DIEM(デンマーク電子音響音楽研究所)で制作し,世界各地で上演されている8ch再生による電子音楽作品「レクイエム」を作曲した,カルロ・フォルリヴェジ氏。2011年3月11日に起きた東日本大震災を起点に,electronicsについて,人間について,表現について再考する機会とします。なおこの講演は,第1回に続き2012年5月エミリア・ロマーニャ地方(フォルリヴェジ氏の出身地)で起きたイタリア北部地震の犠牲者の皆様に向けて本学卒業生が行ったチャリティへの御礼として,無償で御出演いただくものです。

 興味をお持ちのかたはどなたでも御参加ください。

 

チラシ(PDF:181KB)

日時

2013年12月1日(日曜日)11:00-16:00

会場

「講演 」11:00-12:30

 京都市立芸術大学大学 大学会館 交流室[全専攻]

 

「実習」13:30-16:00

 京都市立芸術大学大学 大学会館 CM室 [作曲専攻]

 ※ 午後は主に作曲専攻学生の電子音楽制作未経験者に対し,大学会館CM室での実習を行います。

住所 京都市西京区大枝沓掛町13-6

特別講師

カルロ・フォルリヴェジ[イタリア国立アドリア音楽院教授]

入場料

無料

担当・問合せ 中村典子 作曲研究室213 tel:075-334-2363
交通アクセス

JR京都駅からC2のりばで京阪京都交通バス 2・14・28 系統に乗車「芸大前」(約45分)で下車,徒歩すぐ。

阪急桂駅(桂駅東口)から京阪京都交通バス1・2・13・14・25・28 系統に乗車「芸大前」(約20分)で下車,徒歩すぐ。

カルロ・フォルリヴェジ【Carlo Forlivesi】

イタリアの作曲家,演奏家,研究者。ボローニャ出身。ボローニャ国立音楽院を経てミラノ・G・ヴェルディ音楽院を首席で卒業,作曲修士号を取得。ローマ・アカデミア・聖チェチリアで作曲博士号を取得。フランスのIRCAM(ポンピドゥーセンター,音響音楽研究所)ブーレーズ,ドゥティエ,ファーニホゥ,グリゼィ,ハーヴェイ,リゲティ,マヌリ,ムライ,リセ,ストロッパ,クセナキス,リゲティ,ジョルディ・サバール等に師事。デンマーク政府特別研究員としてDIEM(デンマーク電子音響音楽研究所)でコンピューター音楽の研究を深めた後,日本政府文部科学省政府給費生として,東京音楽大学大学院で湯浅譲二に師事。またアイヌ音楽の研究に取り組み,論文を発表。2005年アメリカフルブライトコミッション研究員としてノースウェスタン大学でオーガスタ・リード・トーマスに師事し研究。多数の受賞のほか,日本伝統音楽と舞踊,アイヌ音楽分野で研究を重ねる。作品は世界各地の音楽祭,劇場で定期的に上演されている。オーケストラ,合唱,室内楽,舞踊音楽,電子音楽,日本伝統楽器のために作品が書かれている。東京藝術大学,パリ国立音楽院,ソルボンヌ大学,アデレイド大学,メルボルン大学,京都精華大学,京都市立芸術大学で講演。本学大学会館で電子音楽「レクイエム」が5月23日に演奏されている。現在,イタリア国立アドリア音楽院教授。