京都市立芸術大学芸術資源研究センターでは基礎研究として,アーカイブに関連する分野の専門家を招き,アーカイブについての理解を深めるための研究会を随時開催しています。
第2回目の研究会は,昨年までニューヨーク近代美術館に勤務していたキュレーターのバーバラ・ロンドン氏をお招きします。
音声などを用いた芸術作品が標準的となった今日,現代美術館は概念上・運営上の再編成を強いられています。アナログからデジタルへのテクノロジーへの移行が,パフォーマンスとインスタレーションが交差する地点で芸術作品に与えた影響について,ニューヨーク近代美術館での経験からお話しいただきます。
皆様のご参加をお待ちしています。
テーマ | それってテクノロジーと何の関係があるの? (※通訳有) |
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日時 | 平成26年8月2日(土) 午後1時~午後3時 |
会場 | 京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA |
交通アクセス | 地下鉄東西線「二条城前」駅 2番出口 徒歩3分 市バス「堀川御池」バス停下車すぐ |
事前申込 | 不要 |
参加料 | 無料 |
問い合わせ | 京都市立芸術大学芸術資源研究センター TEL:075-334-2231 FAX:075-333-8533 |
【講師プロフィール】
バーバラ・ロンドン (Barbara London)
キュレーター。1973年から2013年までニューヨーク近代美術館に勤務し,ビデオ及びメディア部門のキュレーターを務める。ナム・ジュン・パイク,ビル・ヴィオラ,スタイナ・ヴァルスカ,ジョーン・ジョナス,久保田成子,ピーター・キャンパス,ゲイリー・ヒル,ヴァリー・エクスポート,ローリー・アンダーソン等の個展を手掛ける。宋冬,古橋悌二,馮夢波,楊福東等のアジアの作家を初めてアメリカに紹介。イェール大学,ニューヨーク大学,スクール・オブ・ビジュアル・アーツ等で教鞭をとる。Stir-fry(1997),dot.jp(1999)等,早くからインターネットをキュレーションに取り入れたことでも知られる。近年の展覧会に「Soundings: A Contemporary Score」(ニューヨーク近代美術館,2013)がある。