「大学の知」を活かした多角的な市政研究事業[研究事業名] iCultureコンセプトに基づくまちづくりの新たな展開
美術に関する伝統的なイメージには,アトリエやスタジオの中で特定のメディウムを用いて制作され,美術館やギャラリーといった社会からは隔てられた抽象的な空間において展示される,というモデルがありました。けれどもこの何十年か,アーティストたちは様々な場で多様なメディウムを駆使しつつ,社会や共同体と関わりながら製作するという形態が,世界的規模で拡大してきました。この会議では美術と社会・共同体との関わりを特定の地域に限らず広い視野から考えてみたいと思います。
【ゲスト】
グナラン・ナダラヤン Gunalan Nadarajan
ミシガン大学アート&デザイン校学長。シンガポール出身の芸術理論家,キュレーター。現代美術,メディアアート,テクノロジーと文化に関する著書多数。様々な美術国際展の企画,審査員をつとめ,日本では吉岡洋と共に岐阜おおがきビエンナーレ2006の企画も行なった。
カロリナ・ブレグワ Karolina Breguła
美術家,映像作家。ウッチ国立映画大学卒業。ワルシャワ近代美術館,ザヘンタ国立美術ギャラリー,第55回ヴェネチア・ビエンナーレなどで展示。2013年Viewsドイツ銀行賞受賞。共同体と関わり,人々のアイデンティティを問うような映像作品を多数発表。ワルシャワ在住。www.karolinabregula.com
テーマ | 【国際会議 美術と社会的関与 Art and Community Engagement】 |
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日時 | 2017年3月20日(月曜日・祝日)14:00~18:00 |
会場 | 元・崇仁小学校(京都市下京区川端町16) |
タイムスケジュール | 当日のタイムテーブル 司会:加須屋明子(京都市立芸術大学教授) 14:00 趣旨説明 吉岡洋 (京都大学こころの未来研究センター教授) 14:15 講演1「関わる方法 国際的文脈からみた社会的関与芸術」 グナラン・ナダラヤン (ミシガン大学教授) 15:15 講演2「参加と関与としての映像作品」 カロリナ・ブレグワ(美術家) 16:15 -休憩- 16:30 ディスカッション ~18:00 カロリナ・ブレグワ グナラン・ナダラヤン 加須屋明子 吉岡洋 |
事前予約 | 不要 |
入場料 | 無料 |
主催 | 京都大学こころの未来研究センター,京都市立芸術大学芸術資源研究センター |
問合せ先 | 京都市立芸術大学芸術資源研究センター
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