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第21回アーカイブ研究会のお知らせ

 

京都市立芸術大学芸術資源研究センターでは,アーカイブに関連する研究会を開催しています。

<概要>

今年はじめに刊行された,『コミュニティ・アーカイブをつくろう! せんだいメディアテーク「3がつ11にちをわすれないためにセンター」奮闘記』(晶文社)の著者3名によるトークイベントを開催します。

「3がつ11にちをわすれないためにセンター(わすれン!)」は,せんだいメディアテークが2011年に開設した,市民・専門家・メディアテークスタッフの協働による,東日本大震災とその復興のプロセスを,独自に発信・記録するためのプラットフォームです。

個々人による災害の記録は,近年twitterなどでも注目されています。けれども,こうした記録がマスメディアに利用されるだけでなく,つぎの災害にまで届く「声」になるためには,工夫が必要です。

この本では,「個別的で微細な手ざわりをもつ出来事を,さまざまな技術と道具をつかって,自分たちで記録し共有する」ための活動を,コミュニティ・アーカイブと呼んでいます。本書には,わすれン!に蓄積された,コミュニティ・アーカイブづくりのノウハウと成果,これからの課題をまとめました。

トークイベントでは,本書の背景と内容,そこに書ききれなかったことを紹介するとともに,本書刊行後に著者3人が続けているそれぞれの活動について,社会活動とアート,建築と展示とデザイン,記録とアーカイブと人類学など,さまざまなトピックについてお話します。

 第21回アーカイブ研究会チラシ(PDF)

講師プロフィール

甲斐賢治

1963年大阪府生まれ。せんだいメディアテーク アーティスティック・ディレクター。[remo]記録と表現とメディアのための組織や,[recip]地域文化に関する情報とプロジェクトなどを通じて,社会活動としてのアートに取組んでいる。

北野央

1980年北海道生まれ。公益財団法人仙台市市民文化事業団 主事。2011年からせんだいメディアテーク「3がつ11にちをわすれないためにセンター」を担当,「レコーディング イン プログレス」(2015)「震災と暮らし」(2016)などの展覧会を行う。

佐藤知久

京都市立芸術大学芸術資源研究センター専任研究員/准教授。

タイトル

第21回アーカイブ研究会「コミュニティ・アーカイブをつくろう!  せんだいメディアテーク「3がつ11にちをわすれないためにセンター」奮闘記」

日時

2018年9月28日(金曜日) 17:30−19:00

会場

京都市立芸術大学芸術資源研究センター

事前申込 不要
参加料

無料

問い合わせ先

京都市立芸術大学芸術資源研究センター

  • TEL:075-334-2217
  • FAX:075-334−2217

芸術資源研究センター