本日成立しました,公立大学法人京都市立芸術大学と学校法人瓜生山学園との和解につきまして,大阪高等裁判所から和解調書をいただきましたので,みなさまにもお知らせいたします。
本件は,大阪高等裁判所から強く和解勧告をいただき,裁判所の仲介による和解協議を通じて,成立したものです。
和解条項の前に記載された裁判所の和解勧告には,和解勧告の前提として,本学の歴史や,芸術系大学としての重要な役割についての言及があります。このことは,裁判所がそれらを重く受け止めて,当事者双方の将来のために,本件を和解で解決するのが適切であるとの思いを持たれたものと感じました。
裁判所のそのような思いに深く感謝し,みなさまにお伝えしたいと考え,前文を含む和解調書を公開いたします。是非ご一読ください。
私たちは,多くの皆様に支えていただいていることを深く心に刻み,これからも京都芸大の更なる発展と充実に努めてまいります。どうか,引き続きの御支援を,よろしくお願い申し上げます。
2021年7月20日
公立大学法人京都市立芸術大学
理事長 赤松玉女