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笠原健治様(株式会社ミクシィ取締役ファウンダー)からの移転整備募金へのご寄付について

2022.05.17

この度,株式会社ミクシィ取締役ファウンダーの笠原健治様から,本学の移転整備募金に多額のご寄付をいただいたことを受け,令和4年5月9日(月曜日)に,本学講堂において寄付受納式を執り行いました。

受納式では,赤松学長から笠原様に感謝状を贈呈するとともに,本学として,笠原様からのご厚志を末永く顕彰するため,新キャンパスに整備予定の大合奏室に「笠原記念アンサンブルホール」の名称を付与することをお伝えしました。

また,受納式には笠原様のお母様で,35年の長きにわたり,本学音楽学部の非常勤講師として後進の育成に当たられたピアニストの咸子(みなこ)様にもご臨席いただき,本学に対する長年のご貢献に敬意を表して赤松学長から花束を贈呈しました。

笠原様からは,「ピアニストの母,姉に囲まれて育ち,幼い頃から音楽に親しんできた自分にとって,芸術は人の心を支える存在であり,古来,人間の持つクリエイティビティの結晶とも言えるものでもあり,畏敬の念を持って接してきた。京都芸大には,芸術の更なる発展と学生たちの学びの場となることを期待しており,新キャンパスの無事完成を願っている。」とのお言葉をいただきました。

式典の最後には,音楽学部長でピアノ専攻の阿部裕之教授が,笠原様への感謝の気持ちを込めて,バッハの「平均律クラヴィーア曲集第2巻より第14番 嬰ヘ短調 前奏曲」を演奏しました。

笠原様から頂戴しましたご寄付は,令和5(2023)年秋に予定している新キャンパスへの移転に伴う教育研究環境の一層の充実に充てさせていただきますとともに,一部は新たに設ける基金の原資とし,新キャンパスに移転の後,将来にわたり末永く活用させていただきます。

 

笠原健治取締役ファウンダー(右)と赤松玉女学長

笠原健治様・咸子様(右から3人目)と本学関係者

阿部裕之教授(音楽学部長)による演奏

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