2024年3月31日(日曜日)、本学C棟1階の講義室1において、公開研究会「龍の美術史―描き継がれた霊獣の姿―」を開催します。
辰年の2024年は各地の博物館・美術館で龍に関連した展覧会が開催されています。すっかり私たちにとってなじみの存在となった霊獣・龍はおそらく誰でもその姿を思い浮かべることができますが、そうした龍の描かれ方はいつ、どのようにして確立してきたのでしょうか。本研究会ではさまざまな時代を専門とする研究者が一堂に会し、龍の表現方法の変化とその背景に迫っていきます。
研究者のみならず、一般の方々の聴講も歓迎いたしますので、ぜひ奮ってご参加ください。
龍の美術史―描き継がれた霊獣の姿―
- 日時
2024年3月31日(日)13時30分~17時30分 - 会場
京都市立芸術大学 C棟1階 講義室1 - 開催方法
対面+オンライン(Zoom)開催 - 言語
日本語 - 定員
会場定員80名 - 参加料
無料 - 参加方法
3月1日(金)以降に、以下のフォームからお申し込みください。
募集締切は3月25日(月)23時59分です。
後日、受付結果とZoom参加用のURLをお送りします。 - 主催
京都市立芸術大学(竹浪研究室)、泉屋博古館 - 助成
科学研究費(22K00183) - 問合せ
竹浪 遠
longmeiken92@gmail.com
プログラム
(第1部)
司会:竹浪 遠(京都市立芸術大学)
趣旨説明
13:30~13:40 竹浪 遠
基調発表
13:40~14:10 「雲龍図の成立―先秦から唐代まで―」 山本 堯(泉屋博古館)
研究報告
14:10~14:30 「魏晋南北朝美術の中の龍」 田林 啓(大阪市立美術館)
14:30~14:50 「画龍の変容―唐から宋へ―」 竹浪 遠(京都市立芸術大学)
14:50~15:10 休憩(20分)
(第2部)
司会:山本 堯(泉屋博古館)
研究報告
15:10~15:30 「明代景徳鎮官窯の龍文様」 新井崇之(町田市立博物館)
15:30~15:50 「明代の画龍について」 飛田優樹(黒川古文化研究所)
15:50~16:10 「登龍門 鯉が龍になるまで」 杉本欣久(東北大学)
16:10~16:30 休憩(20分)
(第3部)
16:30~17:30 ディスカッション
イベント会場
京都市下京区下之町57-1