2025年5月31日(土曜日)および6月1日(日曜日)、ロームシアター京都ノースホールにおいて、NHK電子音楽スタジオに保管されている、日本の作曲家が制作した貴重な電子音楽の音源を聴くコンサート「NIPPON電子音楽70周年記念 3 CONCERTS」が開催され、本学名誉教授である松本日之春氏および廣瀬量平氏の作品が取り上げられます。
ぜひご来場ください。
NIPPON電子音楽70周年記念 3 CONCERTS
日時・内容 | 2025年5月31日(土曜日) 18:00~20:00 NEW WAVE(神南)1975-1986 2025年6月1日(日曜日) 12:30~14:30 ‘70万博の頃(神南)1968-1974 2025年6月1日(日曜日) 16:00~18:00 黎明期(内幸町)1955-1968 |
会場 | ロームシアター京都 ノースホール |
チケット | フライヤーで詳細をご確認ください。 |
主催 | 大阪芸術大学音楽工学OB有志の会 |
協力 | 京都市立芸術大学 |
助成 | 公益財団法人ロームミュージックファンデーション |
松本日之春 「空の時間」
松本日之春「空の時間」(1979年)は、氏がパリ国立高等音楽院を首席卒業後、 G.R.M.等で培った電子音楽の技法を駆使したミュージック・コンクレート作品。 テープ音楽を基盤とし、後に「なほあふことを」(1988年)で声、楽器群との融合を果たした。 宇宙のミクロコスモスを想起させる音響空間に、西行の歌を織り込み、生の終焉を美しく捉えている。
*5月31日 「NEW WAVE」 18:00スタートで4ch再生
廣瀬量平 「植物相 1971」
植物の生命感を音楽的に表現するため、多くのクリック音が使われた。
その音のためにクリックの立ち上がり時間、継続時間、収束時間を自由に制御できるクリック音のエンベロープ発生器=クリック・ジェネレータがここから生まれた。
*6月1日 「‘70万博の頃」 12:30スタート
イベント会場
日本、京都府京都市左京区岡崎最勝寺町13 ロームシアター京都