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洛央小学校「放課後まなび教室」で,美術学部生が組み紐づくりを指導

2017.11.16

京都市立芸術大学美術学部では,大学における研究と教育の成果を社会資源と捉え,実技講座や教育現場での交流事業,学生の社会参加等の活動に取り組んでいます。

この度,その一環として,京都市立洛央小学校にご協力いただき,平成29年11月10日(金曜日)の「放課後まなび教室」の場をお借りして,同校の児童と保護者の方々を対象とする組み紐づくりの体験教室を開催しました。

今回指導に当たったのは,美術学部工芸科の安井友幸准教授(漆工専攻)と森野彰人准教授(陶磁器専攻),前期のテーマ演習※「創造・発見・感動!小学生へのメッセージ」を受講した美術学部3・4回生の内,8名の学生たちで,教材やテキストは学生たちが授業の中で制作したものを使用しました。

参加した児童は同校の1・2年生39名で,保護者の方々にも加わっていただき,総勢約50名が8つのテーブルに分かれ,組み紐づくりに挑戦。それぞれに好きな色の糸7本を選び,それらを丸結びにして1つに束ねたところで,組み紐ディスクの切れ目に糸をかけ,そこから本格的に組み紐づくりがスタート。児童たちは,時折学生たちの手を借りながら作業を進めていき,30分もすると次第にあちこちで色鮮やかな組み紐が仕上がり始め,2つ目の制作に入る子どもたちも。完成作品は,ブレスレットやキーホルダーに仕上げて,記念に持ち帰っていただきました。

今回の体験学習にご協力いただきました洛央小学校の皆様に,この場をお借りして感謝申し上げます。

なお,本事業は「下京区区民が主役のまちづくりサポート事業」に採択されており,下京区役所の助成により開催したものです。

テーマ演習…一定のテーマに沿って,学生と教員が専攻を超えて,実践的な研究活動を行う授業で,本学美術学部独自の横断型教育カリキュラム。
「創造・発見・感動!小学生へのメッセージ」は,横田学教授,安井友幸准教授,森野彰人准教授が指導を担当。