2024年5月3日(金曜日)、本学の移転記念事業として、堀場信吉記念ホールにおいて「祝賀能 〈翁〉付〈高砂〉」を上演しました。
本学客員教授の金剛永謹氏、本学音楽学部非常勤講師の金剛龍謹氏らが出演し、祝賀には欠かせない能楽の「翁」「高砂」を、江戸時代に幕府、宮中そして本願寺でのみ行われていた特殊演出「風流(ふりゅう)」「開口(かいこ)」付きで上演しました。特殊演出の中では、祝賀にふさわしく、「下京」「崇仁」「京都市立芸術大学」などの名前が唱えられ、本学の未来が寿がれました。
また、「松竹風流」に登場する「松の精」と「竹の精」の冠り物は、美術学部の学生有志が新たに制作したものが使用されました。
当日は好天に恵まれ、630名のお客様にご来場いただきました。
上演の様子



