京都市立芸術大学芸術資源研究センターでは,アーカイブに関連する分野の専門家を招いて研究会を開催しています。
第15回は,アール・ブラウン音楽財団(EBMF)ディレクターのトーマス・フィヒター (Thomas Fichter) 氏をお招きします。
<概要>
第15回アーカイブ研究会
『アール・ブラウン音楽財団 – 理念、記録、プロジェクトとアクティビティー』
アール・ブラウン(1926-2002)は,戦後ニューヨークを拠点としたアメリカ実験音楽家グループ ニューヨーク・スクールの一員で,ジョン・ケージ等と並び,音楽における不確定性,即興,記譜法の革新に対して独自の表現を追求した作曲家です。アレクサンダー・カルダーやジャクソン・ポロックといった同時代の美術表現からも影響を受け,「Open Form –開かれた形式」を自身の作曲において発展させました。
アール・ブラウン音楽財団ディレクターのトーマス・フィヒター氏による講演では,ブラウン作品の根幹を成す「Open Form」のコンセプトとブラウンのプロデューサーとしての活動,生涯を通じた作品の発展についてお話しします。さらに,ブラウン音楽財団が行うアーカイブ・プロジェクトと普及活動について,作曲家,音楽家,音楽学者との共同での取り組み事例から,アーカイブの創造的な活用について考えます。
皆様のご参加をお待ちしています。
テーマ | 第15回アーカイブ研究会 『アール・ブラウン音楽財団 – 理念、記録、プロジェクトとアクティビティー』 |
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日時 | 2016年11月30日(水曜日) 午後5時半〜7時 |
会場 | 京都市立芸術大学 大学会館交流室 |
事前申込 | 不要 |
参加料 | 無料 |
問合せ先 | 京都市立芸術大学芸術資源研究センター
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