2014年度 ミラノ工科大学/イタリア 星一史
氏名 | 星一史 |
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学年 | 2回生 |
学部 | 美術研究科修士課程 |
専攻等 | 環境デザイン |
留学先 | ミラノ工科大学 (Politecnico di Milano)/イタリア |
留学先専攻 | School of Design |
留学期間 | 2014年9月~12月 |
留学行動記録
8月15日 | 日本出国/ニューヨーク到着/親戚宅に滞在 |
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8月27日 | アメリカ出国/イタリア・ミラノ着 入居手続き |
9月1日~10日 | イタリア語の語学学校へ通う |
10月1日 | オリエンテーション/授業登録 |
10月7日 | 授業開始
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11月 | 木曜日の授業では個別のエスキース |
12月 | 個人制作からグループ課題に移行 |
12月11日 | フェアウェルパーティー |
12月24日 | Duomoでのクリスマスミサに参加 |
1月19日 | アパートを引き払う |
1月21日 | ミラノ出発 |
1月22日 | 日本帰国 |
授業や制作について
座学はおおよそ100名前後の学生が講師の用意したスライドを見ながら進みます。内容は,近年の建築,インテリアを紹介するものです。まれに,課外授業と称し美術館で展覧会を見に行く授業も行われました。
実習は通年の授業で,前期は個人制作を主に,授業で出された課題に対して各々が作業を進めていきます。私の時は,ドイツの教会の図面を一枚渡されて,その空間に3万冊の本を収容できる本棚のある空間を考える課題に取り組みました。各人によって進行速度が違う為,教授は個別に指導をします。前期の中間発表は実施しませんでした。
現地の暮らし・語学について
ミラノは周辺国へのアクセスは良く,生活に不便のないところです。地下鉄やトラム(市内を走る路面電車)は深夜まで運行しており,治安も市内の一部の地域を除き非常に良いと感じました。
イタリア語でのコミュニケーションはとても難しく,大事な時はあらかじめ紙に書いて伝えるようにしました。カフェなどで周囲の人の日常会話に聞き耳を立てて使い方を学んだり(といっても女性と男性で変わるので参考程度に),自ら話す時は活用形を全て無視するなどして,間違いをあまり気にせず話すことで上達していきました。
留学を終えての感想
授業の合間を縫って,EU諸国へ建築巡礼をしました。雑誌やインターネットで「知っているつもり」の建築を間近に見て体感することで,社会資産となりうる建築の在り方を十分に世界の建築家から学んだことが僕にとっての短期留学でした。