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本学教員,学生等が復元制作に携わった高山祭の祭屋台「金鳳台」が秋の八幡祭で披露されました。

2013.11.14

 保存修復専攻及び日本画専攻では,昨年度,教員及び学生,本学博士課程を修了した特任研究員が一体となり,京都の祇園祭,埼玉県秩父市の秩父夜祭と並んで日本三大美祭の一つに数えられる岐阜県高山市の高山祭の祭屋台「金鳳台」の天井画「金地雲竜図」と「下段腰彩色図」の復元制作を行いました。(金鳳台の復元制作についての詳細は,「2013/03/01付けお知らせ」をご覧ください。)

 10月9日・10日に開催された秋の八幡祭において,復元された「金鳳台」が披露され,祭りに訪れた方々は,現代に甦った,「金鳳台」の美しい姿を楽しまれていました。

 復元制作の取組は,本学にとっても伝統的絵画技法を扱うことの出来る人材を育成し,技術を伝承する場として大変良い機会となりました。

 京都市立芸術大学では,今後も,保存修復専攻を中心に,大学の持つ文化芸術資源を生かして,文化財の調査分析等を研究し復元制作を進めることに積極的に取り組んで参ります。

 

高山祭について

高山祭は,岐阜県高山市で毎年開催される日枝神社の春の山王祭(4月14・15日)と,桜山八幡宮の秋の八幡祭(10月9・10日)の総称です。「高山祭屋台」は1960年に重要有形民俗文化財に指定されています。「金鳳台」は秋の八幡祭の屋台です。

詳細は,高山市観光課ホームページをご覧ください。

高山市観光課ホームページ

 

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