閉じる

共通メニューなどをスキップして本文へ

ENGLISH

メニューを開く

【日本伝統音楽研究センター×大学院保存修復専攻】修復された常磐津正本のお披露目式が行われました。

2017.02.07

本学日本伝統音楽研究センター大学院美術研究科保存修復専攻が協同で取り組む江戸期出版の常磐津正本の修復作業の一部が完了したことを受け,学内にて関係者を集めたお披露目式が,平成29年2月3日に催されました。

冒頭,竹内有一日本伝統音楽研究センター准教授から,今回の取組の概要が紹介され,続いて,修復作業で中心的役割を果たした宇野茂男大学院美術研究科保存修復専攻教授から,修復作業の内容について説明がありました。

今回修復された常磐津正本は,予備調査の結果,そのほとんどが貴重な初演本であり,その7割が世界に一点しかない希少なものであることが判明しています。今年度の修復作業では全八巻の内,損傷の程度が軽微なものが対象になりましたが,2019年度までに全ての補修を含む調査研究を目指しています。

今回修復された正本及び関係資料は,平成29年2月末まで,本学新研究棟7階に展示しています。ご興味のある方はお立ち寄りください。

なお,今回の取組の詳細は,京芸通信第20号で詳しく紹介しておりますので,そちらもご参照ください。

関連ページ

日本伝統音楽研究センター

美術研究科 修士課程

大学広報誌「京芸通信」