2024年6月12日(水曜日)、14日(金曜日)、21日(金曜日)、28日(金曜日)、京都市教育委員会のご協力のもと、下京区にある京都市立梅小路小学校、下京渉成小学校、洛央小学校、下京雅小学校の4校で、「地域とつながる音楽教育」プログラム(企画:清水久莉子特任講師/本学音楽学部)の一環として本学学生が5年生の授業内で鑑賞教材「アイネクライネナハトムジーク 第一楽章 K.525」 の演奏を行い、学級担任の先生方等とのコラボレーション授業を実施しました。
弦楽五重奏から子どもたちは、多様な音色の重なり方を繰り返し丁寧に聴き、旋律、内声、低音にじっくり耳を傾けていました。加えて、楽器から直接奏でられる音だけでなく、息を吸う音、空間に伝わる振動まで聴き取ってくれました。授業の合間には、児童と演奏者が直接の交流を持つ場面があり、こうした子どもたちの「生の声」に触れる瞬間は、演奏者にとっても特別なものでした。
各学校の先生方と本学学生がともに授業を作る演奏会と全く異なる試みは、今年で3年目となります。今後も、まちに開かれた「テラスのような大学」を目指し、同じく地域に開かれた教育課程を掲げる小学校と連携した創発的な活動を行っていきます。
京都市教育委員会、各学校長先生をはじめ、ご担当くださいました先生方に、改めて感謝申し上げます。
実施の様子
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前回の実施の様子(2024年5月)