「herstories-女性の視点でたどる美術史」は、京都市立芸術大学初の女性学長である赤松玉女の退任を記念し、女性の視点から美術史を再解釈する試みです。これまで男性中心で語られてきた美術史の中で、女性芸術家や教育者たちが果たしてきた役割に焦点を当て、多様な社会的・文化的背景を浮かび上がらせます。本展では、赤松玉女を中心に、大学の歴代女性教員たちの作品や教育活動を紹介し、彼女たちが紡いできた「herstories」(女性の物語)を描き出します。さらに、現代におけるジェンダーや多様性に関する対話を促進し、新しい美術史の構築を目指す場を提供します。
皆様のご来場をお待ちしております。
「herstories-女性の視点でたどる美術史」
- 会期
2025年3月20日(木曜日・祝日)~5月25日(日曜日)
(月曜休館、ただし5月5日開館、5月7日休館) - 会場
京都市立芸術大学芸術資料館 - 入場料
無料 - 展示作品
秋野不矩《雨期》1969年
赤松玉女《梅雨の音》2000年
谷澤紗和子《女性像の演習》2024年 他
※展示内容を変更する場合がありますのであらかじめ御了承ください - 関連行事
アーティスト・トーク(申込不要、無料)
赤松玉女 退任記念展「Ladies − これでおしまい、そしてここから」 出品作や創作活動、教育経験を語るトークイベントです。
【日時】
2025年3月22日(土曜日)13:30~16:30
【場所】
C棟1階 講義室1
【概要】
第1部 13:30~15:00
芸術資料館展「herstories」出品作家たちによる
クロストーク(司会:美術学部教授 加須屋明子)
第2部 15:30~16:30
アーティスト・トーク
赤松玉女 退任記念展「Ladies − これでおしまい、そしてここから」 出品作や創作活動、教育経験を語る - 主催
京都市立芸術大学 - 問合せ先
京都市立芸術大学芸術資料館
TEL(075)585-2008 FAX(075)585-2018
関連リンク
赤松玉女 退任記念展「Ladies − これでおしまい、そしてここから」
イベント会場
日本、京都府京都市下京区下之町57−1 京都市立芸術大学