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– 鶴田憲次退任記念展 – SERENDIPITY

1月12日(日曜日)から1月26日(日曜日)まで,京都市立芸術大学ギャラリー@KCUAでは,本学美術学部の鶴田憲次教授退任記念『SERENDIPITY』展を開催いたします。
 
鶴田憲次は京都市立芸術大学西洋画科専攻科(現在の大学院)に在学中から,国内外において展覧会を精力的に行い,1973年から約40年間に亘り京都市立芸術大学の教員として後進の育成に多大な影響を与えてきました。
 
鶴田の絵画作品は,手法として徹底したリアリズムが用いられ,そこには情緒的反応を拒絶した美しさがあります。その画業を俯瞰することで,自然科学に基づいた概念が主題として立ち現れ,これは創作活動以外にも,鉱物・化石,植物に対する深い造詣からも窺い知ることができる。刹那をシャープに切取る徹底した写実表現は,人間の存在を超えた時空概念や宇宙観に支えられているといえます。
本展覧会名である”Serendipity”とは,「何かを探しているときに,探しているものとは別の価値あるものを見つける能力・才能」を意味する言葉です。鶴田は他の芸術家と比べるよりも,南方熊楠,牧野富太郎など自然科学の研究者に親和性を見いだすことができ,個人的な研究過程で,膨大な数の絵画作品を制作し,鉱物・植物のコレクションを創り上げてきたともいえます。
 
本展では,初期の”The Ground”, “The Earth”, ”The Cosmos” シリーズと,近年の”Niwa” シリーズの絵画作品の他に,作家所有の鉱物・化石コレクションを一部展示紹介致します。鶴田憲次の作品世界と,その後景に際限なく広がるであろう宇宙を観ることができる大変貴重な展覧会となります。是非,ご高覧くださいますよう宜しくお願い申し上げます。
 
 

チラシ(PDF/1.6MB)

– 鶴田憲次退任記念展 – SERENDIPITY @KCUAプレスリリース(PDF/1MB)

会期

2014年1月12日(日曜日)~1月26日(日曜日)

11時00分〜19時00分(最終入場18時45分まで)

※月曜日休館(祝日の場合は開館、翌火曜休館)

 
■関連イベント
 2014 年 1 月 11 日(土) 16:00 –18:00 内覧会・レセプション
※鶴田憲次による出展作品の解説を行います。
会場

京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA(アクア)

住所 京都市中京区油小路通御池押油小路町238-1
主催
京都市立芸術大学
お問合せ

教務学生支援室 事業推進担当

TEL : 075-334-2204

アクセス
  • 地下鉄「二条城前」駅(2番出口)南東へ徒歩約3分
  • 市バス「堀川御池」バス停下車すぐ

京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA(アクア)

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