3月15日(日曜日)から3月28日(土曜日)まで,神戸市垂水区の旧木下家住宅では『第三回景聴園[景聴園×旧木下家住宅]』と題した展覧会が開かれています。
この展覧会は近代数寄屋住宅として文化財に指定されている旧木下家住宅を会場に,本学出身の若手日本画家グループの作品を紹介する企画です。是非ご覧ください。
以下,『第三回景聴園』DMより抜粋
絵のあるところ,住むところ。
この度,旧木下家住宅を景聴園(けいちょうえん)がしつらえます。古くから城閣や寺院にしつらえられた障壁画は,それぞれの部屋にふさわしい絵が描かれることでその部屋の役割を演出しています。また,掛け軸や扇面に仕立てた物まで,絵はさまざまな形に姿を変えてみせます。そうして日々の暮らしに寄り添いながら,別世界の景色を広げ,わたしたちの好奇心を常に喚起してくれます。美術館やギャラリーで非日常的な体験として絵と接することが多くなった現代ですが,空間や機能といったあらゆる関係性に想いを巡らせて絵を愉しむ態度を,わたしたちは生活のなかでごく当たり前に持ち合わせていたはずなのです。旧木下家住宅は,かつてこの場所で生活していた家主のこだわりが随所に見られるユニークな住宅です。舞子という土地や家主の想いを汲み,現代に生きる若手日本画家たちが引き出す旧木下家住宅のもうひとつの物語をお楽しみ下さい。(文:古田理子)
会場 | 兵庫県立舞子公園 旧木下家住宅(JR舞子下車徒歩5分) 施設の案内は兵庫県立舞子公園ホームページを御覧ください http://www.hyogo-park.or.jp/maiko/contents/sisetsu/area_kinoshita.html |
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日時 | 平成27年3月15日(日曜日) – 3月28日(土曜日) 10:00 – 17:00(入館は16:30まで) ※月曜日休館,最終日は15:30まで |
入館料 | 一般100円,高校生・65歳以上50円,中学生以下無料 |
出品作家 | 景聴園 上坂秀明・合田徹郎・服部しほり・松平莉奈・三橋卓 |
企画 | 古田理子 |
イベント | ■第三回景聴園 ギャラリートーク 景聴園メンバーによる作品解説を行います。 日時:3月28日(土曜日)13:00 – (1時間程度) 作家:上坂秀明・合田徹郎・服部しほり・松平莉奈・三橋卓 進行:古田理子 ※申込不要 ※最終日のため展示は15:30までとなっております |
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