文化庁とHAPS主催の文化事業、「公立美術館における障害者等による文化芸術活動を促進させるためのコア人材のコミュニティ形成を軸とした基盤づくり事業」の一環として「もぞもぞする現場 – 芸術と障害にかかわるひとたちの、ネットワークづくりのためのアセンブリー」と題した5つの対話プログラムが開催されます。本企画チームには、本学の芸術資源研究センターの佐藤知久教授や彫刻専攻の小山田徹教授、ほか本学卒業生らが含まれております。皆様のご参加をおまちしております。
もぞもぞする現場「アートの現場から」
- 日時|2022年11月26日(土曜日)13時-17時(トーク2時間+ゆるゆる対話2時間)
- 講師|飯山由貴(アーティスト)
阪本結(アーティスト) - 対話|風間勇助(刑務所と芸術・アーツマネジメント研究者/龍谷大学犯罪学研究センター嘱託研究員)
- 会場|アトリエみつしま(京都市北区紫野下門前町44)
- 参加費|無料
- 定員|各回20名
- 申込方法|Peatixからお申込みください(申込締切:各回の開催日の前日まで)。→https://mozomozo2022.peatix.com/view
※本企画は、継続的な対話を通じたネットワークづくりを主眼としているため、可能な限り通し参加をお願いします。
※応募者多数の場合は、通し参加の方を優先させていただきます(定員に空きがある場合は、各回のみの参加も可能です。空き状況は申込ページでご確認ください)。 - お問い合せ|一般社団法人HAPS
Mail:mozomozo@hapskyoto.xsrv.jp
Tel:075-525-7525
メッセージ
芸術と障害 disability について、「そもそものところ」から考えてみる場をつくります。ひとりひとり、それぞれの現場で、わかってきたことを持ちよって、それぞれのちがいを知りながら、数年かけて、知識と技と行動力をふかめていきましょう。今年はその一年目です。
「障害」ということばで囲い込んできた空間を、解き放ってみます。するとどんな風景が立ち現れてくるでしょうか。そこから照り返されるわたしたちの「日常」は、どんな匂い、肌触りだったでしょうか。この境界面で仕事をしている人たちのことばに耳を傾けてみましょう。つくること、生活すること。ケアすること、ケアされること。発表すること、評価されること…
わたしたちは何を共有していて、何が足りないのか。この世界でわたしたちがより善く生きるために、個々の現場でもぞもぞしている感覚を持ちよりつつ、ゆるゆるとした対話を続けます。芸術 artsの可能性を信じながら。みなさんのご参加を、心からお待ちしています。
企画チーム
佐藤知久(言葉を見つける人)、小山田徹(綾なす人)、今村遼佑(想う人)、舩戸彩子(探る人)、阪本結(手を伸ばす人)、中川真(耕す人)、奥山理子(逡巡する人)、内山幸子(醸す人)、野添貴恵(潜る人)
本企画は、公立美術館における障害者等による文化芸術活動を促進させるためのコア人材のコミュニティ形成を軸とした基盤づくり事業(文化庁委託事業「令和4年度障害者等による文化芸術活動推進事業」)の一環で行われています。
- 主催|文化庁/一般社団法人HAPS
- 共催|京都市立芸術大学
- 制作|一般社団法人HAPS
- 協力|京都市/art space co-jin
イベント会場
日本、京都府京都市北区紫野下門前町44 アトリエみつしま Sawa-Tadori