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京都芸術教育フォーラム2014 アートワークショップで,学生とともに小・中学生が竹を使った動力で走るモンスターを作りました

2014.08.25

 8月18日,京都芸術教育コンソーシアム(※)が,京都市立京都堀川音楽高等学校及び京都市立芸術大学ギャラリー@KCUAで開催した京都芸術教育フォーラム2014において,芸術系5大学の教員,学生が小中学生を対象にアートワークショップを行いました。本学は,「走れ!ぼくの・わたしのモンスター『マイモン』」と題し,竹を使った動力で走るモンスターを作り,実際に走らせてみる企画を行い,夏休み中のたくさんの小・中学生や保護者に御参加いただきました。

 まず,学生から「マイモン」の作り方を説明し,その後,各自で工作を始めました。車のボディのように色を塗ったペットボトルに穴を開けて車軸となるもの入れ,4輪のタイヤを取り付けます。ボンドを使用するところは教員や学生が担当し,小・中学生は保護者とともに,学生のアドバイスを聞き,試行錯誤しながら工作していました。最後に,動力となる竹をたこ糸で結びペットボトルに取り付け,「マイモン」を完成させました。

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 完成したマイモンを実際に走らせてみて,小・中学生や保護者から「わー!」「すごい!すごい!」と歓声が上がりました。

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 本学のワークショップに参加した小学生は,「作るのがちょっと難しかったけど楽しかった。」「作ったものが走ってよかった。」との感想があり,保護者からは「子どもと一緒にできて楽しかった。」「結構,立派なものができました!」との感想がありました。

 その他,同フォーラムでは,境谷小学校との連携事業を担当する,横田学美術学部教授が,同小の児童と対話型の芸術鑑賞授業のデモンストレーションを行うとともに,本学経営審議会委員で哲学者の鷲田清一氏が「教育の方法としてのアート」と題し,記念講演を行いました。

 なお,この取組は(京都市立芸術大学 特別研究 2014-010)地域との連携活動の場の持続的形成に関する研究 - 「大学生がキャンパスの外で学ぶ場」としての小・中学校との連携活動 - の1つです。

 京都市立芸術大学では,今後も,京都の文化芸術の裾野を広げる役割を果たしていくため,芸術系大学や他大学と連携して,様々な取組を継続・充実してまいります。

 

※ 京都芸術教育コンソーシアム

 大学コンソーシアム京都に加盟する芸術系5大学(京都市立芸術大学,京都嵯峨芸術 大学,京都精華大学,京都造形芸術大学,成安造形大学)と京都市,京都市教育委員会及び京都市立小・中学校が連携して,図画工作・美術の授業の充実や,子 どもたちが芸術を身近に感じることができる風土づくりを目的に設立。

 

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