京都市立芸術大学日本伝統音楽研究センターでは,多くの方に日本の伝統音楽や芸能について理解を深めていただけるよう,音源・映像を用いて説明を行いつつ,歴史的資料,口伝書,楽譜等の演奏資料を読み進める「でんおん連続講座」を開講しています。
専門的なテーマに気軽に触れていただける市民講座ですので,皆様の御参加をお待ちしております。
講座タイトル | A講座:音楽としての義太夫節 B講座:性と役を語り分ける -常盤津節「うつぼ猿」実践入門- C講座:英語による日本音楽概論 |
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日時 | A講座:5月13日~7月15日 期間内の毎週水曜日(全10回)13時~14時30分 B講座:6月9日~7月28日 期間内の毎週火曜日(全8回) 13時~14時30分 C講座:8月18日~8月20日 期間内各日の10時~13時及び14時~17時の2コマ(全6回)※13時~14時:休憩 |
会場 | 京都市立芸術大学内 新研究棟7階(合同研究室1) |
住所 | 京都市西京区大枝沓掛町13-6 |
講座内容等 | A講座:音楽としての義太夫節 講師:山田 智恵子(日本伝統音楽研究センター教授) 人形浄瑠璃文楽の音楽である義太夫節は,近年まで多くの人々にとって身近なものでした。しかし現在は,耳慣れないと感じる人が多いのが実情でしょう。この講義では,ことば(詞章)と旋律の関係に着目し,音楽としての義太夫節にスポットを当てます。今年度は,『ひらかな盛衰記』をとりあげ,「三段目 逆櫓の段」「四段目 神崎揚屋の段」を中心に,その詞章を音読した後、実際の演奏を聴いていきます。ことばと旋律の関係,および段の音楽様式(風)の問題など,義太夫節の音楽としての聴き方がわかるようになることを目指します。 ※ 第1回目は,ゲスト講師として神津武男氏(早稲田大学演劇博物館招聘研究員)をお招きして,お話を伺います。 B講座:性と役を語り分ける -常盤津節「うつぼ猿」実践入門- 講師:常磐津 若音太夫(竹内 有一)(日本伝統音楽研究センター准教授) 京都生まれの初世常磐津文字太夫が創始し江戸歌舞伎で大成させた常磐津節。作品研究を通じ,常磐津節の特徴である「せりふ」を語り分ける楽しみ,三味線との「間合い」,表現の鍵となる作品の校正や旋律を意識しながら,試演会を目指します。初心者を対象とします。三味線も体験できるよう配慮しますが,楽器の数により希望に添えない場合もあります(楽器の使用を希望される方については受講料の他,撥など計3,000円程度の実費が別途必要となります)。 C講座:英語による日本音楽概論 講師:時田 アリソン(日本伝統音楽研究センター所長) 古くから現在まで伝承されている日本の音楽と,その近代的発展を,英語による講義で紹介します。英語で日本音楽をどう説明すればよいか,日本人と留学生が一緒に考えながら,手軽に日本の音楽文化について大まかな理解を得ることを目指します。雅楽,声明,そして語りの音楽(平家・浄瑠璃)と演劇(能・文楽・歌舞伎)との関係や,器楽(三味線・箏・尺八)についての講義に加え,体験的なワークショップと,関連演奏会を予定しています。
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受講料 | A講座:5,000円(全10回分) B講座:5,000円(全8回分) ※楽器の使用を希望される方については受講料の他,撥など計3,000円程度の実費が別途必要となります。 C講座:5,000円(全6回分) |
定員 | A講座:30名 B講座:20名 C講座:30名 |
主催 | 京都市立芸術大学 |
申し込み方法 | はがき,FAX,電子メールのいずれかの方法により, ①郵便番号 ②住所 ③氏名 ④電話番号(FAX番号) ⑤希望する講座名(A・B・Cまたは全講座)をご記入のうえ,お申込みください。 ※ただし,定員に余裕がある場合は,当日申込も受け付けます。 |
問合せ・申込み先 |
京都市立芸術大学 事務局 連携推進課 事業推進担当 電話:(075)334-2204 FAX:(075)334‐2241 電子メール:public@kcua.ac.jp |
アクセス | 交通アクセスをご覧ください。 |