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一般財団法人京都染織会館との寄付に関する覚書の締結について

2022.12.01

京都市立芸術大学は、京都の染織業界の発展・振興を目的として活動する一般財団法人京都染織会館から、1億5千万円の寄付をお受けすることとなり、令和4年11月28日に両者で覚書を締結しました。

京都経済センターで開催した覚書締結式では、京都染織会館の吉田忠嗣理事長と赤松玉女本学学長がそれぞれ覚書に署名。吉田理事長からは、「この度、覚書を締結するに至ったことをとても喜ばしく感じている。京都芸大には、染織業界の先人の想いを未来に向けて継承していただきたいと考えている。未来に羽ばたく学生のためにお役に立つことができるのは、この上ない喜びである。今回の覚書締結を機に、両者の間で引き続きコミュニケーションを図り、良い関係を築いていきたい。」と期待のお言葉をいただきました。
また、赤松学長からは「この度の京都染織会館様からのご寄付を重く、そして大変有難く受け止めている。142年前に創設された京都府画学校をルーツとする本学は、当時から創造の精神と進取の気風を理念としているが、今回のご寄付のお話を通じて、改めて本学の原点を思い返す契機となった。大学移転まで残り1年を切ったが、京都市民の皆様に満足していただき、そして誇りに感じていただける大学を目指すことをお誓いしたい。」と謝意を述べました。

この度頂戴するご寄付は,学内に京都染織会館の名前を冠した基金を新たに設置し、染織業界と密接に関係する美術学部染織専攻や日本画専攻で学ぶ学生たちの奨学支援や教育研究活動の充実に資する取組の原資とする他、令和5年10月に予定している新キャンパスへの移転に際して染織に関連する施設等の整備に充当することにしています。
本学では、いただいた寄付金を大切に活用させていただくことはもとより、京都の染織業界を長く支えてきた伝統ある団体から託された想いを次世代に継承してまいります。

 

赤松玉女学長(左)と吉田忠嗣理事長

覚書締結式の様子

京都染織会館及び本学の関係者

 

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