学外連携の取組(令和4年度)
京都市立芸術大学では、教育研究の成果を広く社会に還元し、また京都の個性や魅力をより一層高めるべく、伝統産業から先端産業までの各種業界や文化芸術機関、大学等教育研究機関、小中高校など様々な分野と連携を行っています。
1 産学公連携事業
京都駅ビル開発株式会社との連携
令和元年度より、京都駅ビル東広場の活性化方策についてのため、京都駅ビル開発株式会社と本学の連携事業として、在学生や卒業生等による作品展示や演奏会等を実施しています。
- 連携先:京都駅ビル開発(株)

◇ 京都駅ビル芸術祭2022~中継地点 from 京芸~(10月22日~10月30日)
京都駅ビル東広場の活性化と京都市立芸術大学で開催するイベントを開催し、彫刻専攻、構想設計専攻の学生総勢9名の作品展と工芸科3専攻(陶磁器専攻、漆工専攻、染織専攻)の学生による工芸作品やアクセサリーの販売を行いました。
◇ 大学移転整備プレ事業「芸大祭プレイベント」「ライブペイント」(10月29日)

ホテルグランヴィア京都前の「京都駅ビル駅前広場」で開催した「芸大祭プレイベント」では、オリジナルの衣装をまとった学生によるパフォーマンスや音楽学部の学生による演奏等、多彩なプログラムのステージイベントで芸大祭をPRしました。また昨年に引き続いて開催した「ライブペイント」では、日本画専攻の学生がパフォーマンスを披露しました。

◇ 駅ピアノ♪マンスリーコンサート in 京都駅ビル
京都駅ビル東広場で実施する無料コンサートに、本学音楽学部の在学生や卒業生が出演しています。
(8月、1月、2月を除く各月第2土曜日 *新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、5月、6月、9月は開催中止)
その他、西口広場でもミニコンサートを開催しています。
◇ 京都駅ビル25周年記念|ロゴデザイン・地ビールラベルデザイン
京都駅ビル25周年記念事業のロゴデザインと、令和4年夏に期間限定で販売された「25周年記念地ビール」のラベルデザインを制作しました。
京都芸大トレインギャラリー

- 連携先:JR西日本コミュニケーションズ
JR車内の中吊り広告スペースに、花をモチーフとしたスカーフのデザイン画(ビジュアルデザイン専攻の実習カリキュラムで制作)から選ばれた4点を使用した車内中吊りポスター、ドア横ポスターが、京阪神エリアを走行する車輌内で掲出されました。
京都市内のホテル各社との連携

ジェイアール京都伊勢丹
令和4年9月11日に創業25周年を迎えられたジェイアール京都伊勢丹の記念イベントのメインビジュアルを、美術学部ビジュアル・デザイン専攻の学生が制作しました。開催期間(8月31日〜9月27日)には、店内2階の吹き抜けに巨大なメインビジュアルが掲示され、10階までのエスカレーターに沿って、京都伊勢丹全館で様々な形のディスプレイとして使用されました。
ホテルグランヴィア京都
開業25周年記念イベントとして令和4年9月11日に実施された「京都の伝統を感じるワークショップ」では、京都の伝統文化を身近に体験できるワークショップに、本学美術学部漆工専攻の栗本夏樹教授による漆体験を実施しました。また、「グランヴィアオールスターの饗宴」での弦楽四重奏によるミニコンサート、ホテルロビーにおけるヴァイオリンソロコンサートを実施しました。(ソロコンサートは令和4年9月~令和5年3月に計13回実施)
ホテル3階和食レストラン階において開催されている、関西の芸術系大学の学生による「学生日本画作品展示」にもひきつづき参加しています。(令和5年度は2点展示)
京阪ホテルズ&リゾーツ(株)
◇ THE THOUSAND KYOTO
ホテルオリジナルワイン(令和5年春に発売)のラベルのデザインに、本学学生のデザインが採用されました。最優秀賞のデザインのラベルが施されたワインは、令和5年6月9日よりホテル館内レストラン等で販売が開始されました。
また、12月23〜25日にホテル内で開催されたクリスマスコンサートに、音楽学部弦楽専攻の学生が出演しました。(チェロデュオ、フルートデュオ、ヴァイオリンデュオ)
◇ 京都タワーホテルアネックス
「アートをモチーフとした仕掛けづくり」の企画提案について本学が協力依頼を受け、環境デザイン専攻3回生が、京都タワーホテルアネックスの客室3室の改装客室の改装デザイン提案に取り組みました。
学生が提案したデザインが採用され、造成された芸大コラボのコンセプトルーム2室は、令和5年3月3日から一般顧客向けに提供開始されています。
株式会社ロイヤルパークホテルアンドリゾーツ
「アートをモチーフとした仕掛けづくり」の企画提案について本学が協力依頼を受け、環境デザイン専攻3回生が、ザロイヤルパークホテル京都三条の客室3室の改装デザイン提案に取り組みました。
学生が提案したデザインが採用され、造成された芸大コラボのコンセプトルーム2室は、令和5年3月16日より一般顧客向けに提供開始されています。
マクドナルド「トレイマットプロジェクト」

- 日本マクドナルド株式会社、京都市
本学は日本マクドナルド株式会社と京都市との産学公連携プロジェクトとして、「トレイマットデザインコンテスト」を開催しました。本プロジェクトは、京都超SDGsコンソーシアムの取組の一環として実施しています。
コンテストで最優秀賞に選ばれた作品は、2月8日からの2週間、市内のマクドナルド全店舗で実際にトレイマットとして使用されました。
御朱印帳のデザイン
- 連携先:株式会社コード、京都信用金庫|老舗企業×芸術大学「御朱印帳プロジェクト」
京都信用金庫の産学連携事業プロジェクトにより、株式会社コードからの依頼を受け、本学学生がご朱印帳の表紙デザインを制作しました。
本学の学生を対象としたデザインコンペを行い、15作品の応募作品から選ばれた優秀賞3作品は、実際に商品化され、同社のオンラインショップを中心に販売されました。
祇園祭「鷹山」衣装などのデザイン
- 連携先:祇園祭山鉾連合会及び鷹山保存会
祇園祭の「休み山」で2026年までの巡行復帰を目指している「鷹山」の衣装等のデザインを、本学の専攻横断型授業「テーマ演習」で平成28年4月から取り組んでいます。
令和4年度は、祇園祭後祭の巡行に「鷹山」が正式に復帰し、これまで学生がデザインを行った「曳子」「ちゃりん棒」「囃子方」「音頭取り」「車方」の衣装や「裾幕」がお披露目されました。
祇園祭うちわデザイン

- 連携先:株式会社読売連合広告社
本学では株式会社読売連合広告社の依頼を受け、2012年度から祇園祭で配布されるうちわのデザインに取り組んでいます。
令和4年度からは、デザイン科に限らず美術学部・大学院美術研究科の学生を対象にデザインを募り、10点の中から採用作品が選ばれました。
グランプリに選ばれたデザインはうちわに仕立てられ、令和5年の祇園祭前祭の宵山等にて四条烏丸周辺で配布されました。
中信ビジネスフェアへの出展

- 連携先:京都中央信用金庫
平成18年度から京都中央信用金庫が主催する「中信ビジネスフェア」の産学連携・大学コーナーに出展し、連携の相談などをいただいています。
(令和4年度は10月12日〜13日に開催)
また同フェアに併設される中信学生デザインコンテストには、デザイン専攻の学生が出品し、令和4年度は1名が審査員特別賞を受賞しました。
受賞作以外についても、コンテストをご覧になった企業の方から興味を持っていただき、マッチングに進展したものもありました。昨年(令和3年度)のコンテストに出展した作品をきっかけに、空気清浄機のカバーデザイン制作の依頼があり、ビジュアル・デザイン専攻の学生が取り組みました。
京都銀行美術研究支援制度
- 連携先:京都銀行
芸術家支援と優れた文化・芸術の創造・振興に寄与することを目的に創設された「京都銀行美術研究支援制度」(平成13年度より開始)により、本学学生の作品8点(日本画2点、油画2点、版画2点、染織1点、漆工1点)が購入され、12月5日に購入作品の受け渡し式が行われました。今回御購入いただいた作品は、「府庁界隈まちかどミュージアム(10月22日~11月13日)」等で展示されました。
京都信用保証協会オフィス玄関における作品展示
- 連携先:京都信用保証協会
京都経済センターの移転に伴い、学生支援を目的として、本学学生の作品の展示(有償貸出)を平成31年2月より行っています。展示作品は毎年更新を行っており、これまでに日本画、油画の作品を展示していただきました。令和4年度は修士課程絵画専攻の学生の日本画作品を展示し、令和5年3月まで展示しました。
手塚プロダクションとの取組
- 連携先:(株)手塚プロダクション
研究・教育・事業を推進するため、令和3年6月1日に締結した株式会社手塚プロダクションとの連携協定に基づき、ビジュアル・デザイン専攻では様々な企画に取り組んでいます。
令和4年度はキオクシア株式会社とコラボし「手塚治虫作品と記憶を融合した社会の役に立つプロジェクトアイデア」を課題に学生5名が取り組みました。
クリスマスチャリティーコンサート
- 連携先:京都新聞
平成22年度から京都新聞との共催により開催しています。令和4年度は、12月18日に「クリスマスチャリティーコンサート~オペラ・オペレッタ・ミュージカルの世界~」と題して、大学院修士課程声楽専攻の学生たちがオペラやオペレッタ、ミュージカルから抜粋した名曲の数々を演奏しました。本演奏会の収益は京都新聞社会福祉事業団に寄付し、地域福祉の向上に活用させていただいています。
機関紙『ひと・健康・未来』表紙デザイン
- 連携先:公益財団法人 ひと・健康・未来研究財団
公益財団法人ひと・健康・未来研究財団から機関紙の表紙デザイン制作依頼を受け、平成28年からビジュアル・デザイン専攻の修士課程学生がその号の特集をテーマにイラストを制作しています。
盲ろう者との美術鑑賞 成果展示「静かな夜にことばを浮かべる」
- 連携先:社会福祉法人グロー、ケアしあうミュージアム事業実行委員会
2023年2月から5月にかけて開催された、NPO法人しが盲ろう者友の会とNO-MAの共働による美術鑑賞プロジェクトで、盲ろうの人と一緒に作品をさわり、対話しながら鑑賞した記録を基に「盲ろう」という知覚のあり方に触れていただく展示に、本学美術学部ビジュアル・デザイン専攻が協力しました。
京都桂病院 ホスピタルアート制作
- 連携先:京都桂病院
京都桂病院を利用する患者や患者家族、病院職員に楽しんでもらうため、同病院内の約30メートルの廊下を花や草木、鳥たちで彩るホスピタルアートの制作に、本学美術学部ビジュアル・デザイン専攻の学生が取組みました。
令和3年度からスタートしたプロジェクトは、今年度京都桂病院により行われたクラウドファンディングにて制作資金のための目標金額500万円を達成し、修士課程の学生たちが制作したホスピタルアートが完成しました。
京都市との連携
◇ KYOTO駅ナカアートプロジェクト2022
- 連携先:KYOTO駅ナカアートプロジェクト2022実行委員会(参加10大学、京都市交通局、京都市)

京都で芸術を学ぶ学生作品を展示することで、地下鉄駅構内の活性化を目指す取組に、本学も参加しています。
令和4年度は「京都をアートで元気に」を創作テーマとして令和4年11月18日から令和5年1月10日までの期間展示を行い、本学の大学院デザイン専攻(環境デザイン)の学生5名による作品『時生記-Tokioki-』を、地下鉄二条城前駅の構内で展示しました。
◇ 経営状況等の「見える化」をテーマにした漫画の作成
- 連携先:京都市交通局
京都市交通局が令和3年度に策定した「京都市交通局市バス・地下鉄事業経営ビジョン【改訂版】」に掲げた経営健全化策の1つである「市民の皆様・お客様への情報発信」の、経営情報等の「見える化」の更なる推進に向けた取組のひとつとして、本学と連携により、経営状況等の「見える化」をテーマにした4コマ漫画を、本学の漫芯創意部(漫画研究部)の学生が作成しました。
今回作成された全3作品は、交通局ホームページと交通局の広報媒体「おふたいむ」にて掲載されました。
◇ 下京まちなかアート(令和5年3月1日〜3月26日)
- 連携先:京都市(下京区役所)
京都市立芸術大学移転を前に文化芸術への関心が高まるなか、区内の施設やホテル等に本学の学生・卒業生をはじめ、小学生、中学生、高校生など、様々な立場の方々による作品展示の他、3月24日には東本願寺前市民緑地にて本学学生による弦楽四重奏などの演奏やパフォーマンスが行われました。
◇ 南まちなかアートギャラリー(令和5年3月7日〜21日)
- 連携先:京都市(南区役所)
本学工芸科の学生作品の展示(於 ワコールスタディホール京都)の他、区内各所に多様な方々の作品展示や子ども向けのワークショップなどを開催しました。
また、下京・南2区合同企画として、展示場所や文化芸術施設を巡るデジタルスタンプラリーを実施しました。
◇ ニュイブランシュKYOTO(10月1日)
- 連携先:京都市(総合企画局)、アンスティチュ・フランセ関西
京都市とアンスティチュ・フランセ関西が毎秋開催する、パリ市発祥の「ニュイ・ブランシュ(白夜祭)」に着想を得た、一夜限りの現代アートの祭典。
オープニングイベントでは、音楽学部の学生によるサクソフォン四重奏を披露しました。また関連企画展として、本学ギャラリー@KCUA(アクア)での「Kazumichi Komatsu & OASIS 2 presents 「Faded Yah Man
4」(パフォーマンス等)、本学芸術資料館の芸術資料収蔵品活用展「うつしのまなざし」が参加しました。
舞鶴市との連携
視覚障碍をテーマとした授業に継続的に取り組んでいるビジュアル・デザイン専攻が、舞鶴市から「触って鑑賞する立体の絵画作品展示」についての依頼を受け、授業で制作した作品等を活用した作品を舞鶴市内の施設で展示しました。
2 小学校・中学校等との連携事業
境谷小レジデンス

平成23年度から始まり、本学卒業生や在学生が境谷小学校の空き教室で芸術作品を滞在制作するなど、日常的に児童との交流を行ってきた「境谷小レジデンス」の取組は、令和4年度の活動をもって終了しました。
令和5年2月の「境谷小学校作品展」では、レジデンスで活動中の作家の他、これまでにレジデンスで活動したことのある作家も参加して展示を行い、児童の皆さんや保護者など、小学校関係の皆様に鑑賞していただきました。
- 連携先:京都市立境谷小学校
渉成レジデンス

平成27年度から下京渉成小学校で取り組んでいる事業で、本学卒業生が芸術作品を滞在制作するなど、日常的に児童との交流を行っています。また令和4年度に開催された同校の作品展では、レジデンスで活動する作家や本学の学生、卒業生も作品の展示協力を行いました。
- 連携先:京都市立下京渉成小学校
3 文化団体等との連携
京都市交響楽団との連携協定による取組
- 連携先:(公財)京都市音楽芸術文化振興財団(京都市交響楽団)
学生に実践的な学びの場を提供し、将来の音楽芸術文化の担い手を育成するため、日本で唯一の自治体直営オーケストラとして創立された京都市交響楽団と、令和元年8月6日に締結した連携協定に基づき、京都市交響楽団の演奏会への学生の出演やリハーサル見学等を実施しています。
令和4年度は、本学の学生が京都市交響楽団演奏会に11回(延べ14名)出演し、童謡、唱歌、歌謡曲等のメドレー編曲(13曲)を作曲専攻生4人が実施しました。
関西の音楽大学オーケストラ・フェスティバル
- 連携先:(公財)京都市音楽芸術文化振興財団
平成23年より、関西の8つの音楽大学(本学の他 大阪音楽大学、大阪教育大学、大阪芸術大学、神戸女学院大学、相愛大学、同志社女子大学、武庫川女子大学)合同の演奏会を京都コンサートホールで開催しています。
第11回となる令和4年度は9月19日に開催しました。
ロームシアター京都との連携
- 連携先:(公財)京都市音楽芸術文化振興財団(ロームシアター京都)

◇ 「オーケストラ協演の夕べ in ロームシアター京都」
令和2年度から本学講堂で開催してきた演奏会を、今年度は音楽学部70周年記念事業及び本学の移転整備プレ事業として、同館メインホールで10月9日に開催しました。(ロームシアター京都との共催)
◇「OKAZAKI PARK STAGE 2022/ステージインキュベーションキョウト」
(10月8日、15日、22日、30日/於 ロームシアター京都 ロームスクエア)
ロームシアター京都開催イベントの一つとして、彫刻専攻の教員による企画「ちっちゃい焚き火(薪ストーブ)を囲んで語らい、いろいろ焼いて食べる会」を実施しました。
◇「プレイ! シアターinSummer2022」
(8月13日~15日/於 ロームシアター京都 パークプラザ3階共通ロビー)
ロームシアター京都開催イベントのオープンウィークにおけるイベントの一つとして、彫刻専攻の教員と学生による子ども向けワークショップ「握り石」を実施しました。
京都国立近代美術館ホワイエコンサート
- 連携先:京都国立近代美術館
平成17年度から同美術館と本学の共催で、同館1階奥のホワイエにおいて、本学関係者などの講演と音楽学部生によるコンサートを行っています。
◇ 6月18日
展覧会「没後50年 鏑木清方展」及び「MONDO 映画ポスターアートの最前線」にちなんだ、作曲専攻学生たちの多様なアンサンブル編成による創作作品を発表しました。
◇ 11月19日
声楽専攻学生による日本歌曲のコンサート
※展示の都合上、会場を同館講堂に変更したことに伴い、演奏会名を「オーディトリアムコンサート」として実施。
文化会館コンサート
- 連携先:(公財)京都市音楽芸術文化振興財団、京都市北文化会館
◇ 11月16日
管・打楽専攻生による「ア・ラ・カルト ~アンサンブルの愉しみ~」
打楽器、金管楽器、木管楽器それぞれのアンサンブルの重厚なサウンドを体感できる、迫力のあるアンサンブルをお届けしました。
◇ 令和5年2月3日
作曲専攻による新作発表演奏会「Birth of Music」
作曲専攻生が創作した多様なアンサンブル編成の作品を発表しました。
ウェスティ音暦
- 連携先:(公財)京都市音楽芸術文化振興財団、京都市西文化会館ウエスティ
◇ 6月4日
「積年の名曲たち」
管・打楽専攻生が重奏曲や吹奏楽曲をお届けしました。
◇ 11月26日
「弦楽の午後」
弦楽専攻生がドヴォルザーク作曲「弦楽セレナーデ」などの弦楽曲を演奏しました。
北山駅 アートプロムナード作品展示
- 連携先:(公財)京都市音楽芸術文化振興財団、京都市交通局
演奏会等へ向かう人々の期待や高揚感を高めるとともに,駅の賑わいを創出することを目的に,京都コンサートホールの最寄り駅である地下鉄烏丸線北山駅に学生のアート作品を毎年展示しています。
令和4年9月からの1年間は「京都コンサートホールに響く音楽」と題して、本学の染織専攻の学生9名が制作した作品27点を展示しています。コンサートホールの空間に触れ、演奏を聴き、そこに響く音楽の印象を染織技法を通して表現しました。
ピアノフェスティバル

- 連携先:京都ライオンズクラブ(協賛)
オーディションで選出されたピアノ専攻生が演奏するピアノフェスティバルを、平成23年度からは京都ライオンズクラブの協賛を得て開催しています。
令和4年度は6月11日に、京都府立府民ホール“アルティ”にて開催しました。
THE GIFT BOX アーティストが提案する特別なギフト
- 連携先:京都文化博物館
京都市立芸術大学にゆかりのある若手作家及び音楽家を迎えて、絵画や工芸作品の展示販売やコンサートを実施しています。
令和4年度は12月17日、18日に開催しました。
芸術祭 in CHOURAKUKAN
- 連携先:長楽館
10月2日に開催された長楽館(京都市東山区)が企画したアートイベントに本学も協力し、本学卒業生の演奏家による演奏やアクセサリー作品の展示販売を行いました。
京都国立博物館 春のクラシックコンサート
- 連携先:京都国立博物館
令和5年2月26日に開催された京都国立博物館企画の演奏会に、本学音楽学部の学生が出演しました。
4 その他の連携(他大学との連携など)
京都大学との連携
◇ クロックタワーコンサート ~京都大学と京都市立芸術大学による交流の午後~

平成17年度から始まったコンサートで、京大百周年時計台記念館百周年記念ホールにおいて実施しています。
令和4年度は、京都大学創立125周年及び本学音楽学部創立70周年を記念して「オール モーツァルト プログラム 珠玉の序曲集」と題して、指揮専攻生と中田延亮 非常勤講師によるタクトのもと、モーツァルトが作曲した序曲の数々を、本学アカデミーオーケストラが演奏しました。
◇ 京都大学デザインスクール
京都大学が平成25年度から大学院の専門を横断して設置している教育・研究組織である「デザイン学ユニット」に、本学は正式な連携校として協力し、同組織主催のデザインスクールでは本学デザイン科(ビジュアル・デザイン専攻)の教授が講師として参加しました。
平成31年3月のユニットの解散後も、引き続きデザインスクールには講師として参加協力しており、令和4年度は対面・オンライン配信のハイブリッド開催にて、8月31日~9月2日に行われました。
京都大学・京都工芸繊維大学との連携
京都クリエイティブ・アッサンブラージュ
京都市立芸術大学、京都大学、京都工芸繊維大学を中心に、時代の最前線で活躍するデザイナーやアーティスト、起業家らが結集し、社会人を対象とした創造性育成プログラムを実施しています。
〈文部科学省「大学等における価値創造人材育成拠点の形成事業」受託事業〉
大阪大学との連携
医療・看護・工学・芸術×問題解決型イノベーション Let’s making happen
大阪大学との共同授業として,実践的医看工芸ものづくりワークショップを実施し、ビジュアル・デザイン専攻の教員及び大学院生が取り組んでいます。(令和4年度は7月〜10月に全6回実施)
国際日本文化研究センターとの連携

〈公開講座〉お話と演奏『耳で感じるジャポニズム』
10月8日に京都堀川音楽高等学校(京都市中京区)にて、本学の日本伝統音楽研究センターと大学共同利用機関法人人間文化研究機構国際日本文化研究センターによる共同主催事業として開催しました。
京都芸術教育コンソーシアム
- 連携先:芸術系大学,京都市教育委員会
子供たちの「生きる力」の育成と芸術創造都市・京都の創生に向けて、芸術系5大学(嵯峨美術大学、京都精華大学、京都芸術大学、成安造形大学、京都市立芸術大学)と京都市、京都市教育委員会等で設立した「京都芸術教育コンソーシアム」では、議長校を務めています。令和2年度は、コロナ禍でも可能なかたちでの連携授業等に取り組むとともに、芸術教育フォーラムArt-e Kyotoにも参加しました。
京都アカデミアフォーラム in 丸の内

- 協賛:京都府下の大学及び企業
京都大学を中心に京都府下の9大学が、京都の文化・芸術・科学について「学術面から情報発信する場」として、平成29年7月3日に「京都アカデミアフォーラムin丸の内」を開所し、以後毎年、各大学主催によるセミナー等や各大学が連携したイベント等の企画を実施しています。
令和4年10月17日〜10月21日の「京都アカデミアウィーク2022」で開催されたセミナーでは、美術学部の畑中英二教授が「三条瀬戸物屋町の裏庭からみる桃山時代京都の工芸」と題して講演しました。
全国芸術系大学コンソーシアム
- 連携先:全国の芸術系大学
東京藝術大学を中心に、国内の芸術系大学及び芸術系学部・研究科が連携・協力して設立した「全国芸術系大学コンソーシアム」において、令和元年度より文化庁からの委託事業「文化芸術による子供育成総合事業」を受託し、本学も協力しています。
京都・大学ミュージアム連携
- 連携先:大学博物館
平成23年度に14大学15ミュージアムが相互の活性化と京都からの文化発信を目指して、「京都・大学ミュージアム連携」を発足し、本学も連携団体として参画しています。