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2018年度 総合基礎実技

2018年度 総合基礎実技 課題テーマ『仕組みと仕掛け』

私たちを取り巻くもの全てに「仕組み」があります。対象の「仕組み」に目を凝らし,手で探り当てることは,世界を解釈する礎となります。また,創作の出発点にもなります。「仕組み」を理解し,「仕掛け」の創造に取り組みました。

第1課題『動物を編む』

実施日:4月23日〜4月27日,5月7日〜5月10日,5月14日〜5月21日

動物の形態の在り方・仕組みに注目して動物園で取材し,自分で採ってきた自然の素材を使って造形します。葛などの蔓を編むという行為を通して,自然素材の性質や造形の仕組みを考え,形態を置き換え表現します。個人で造った部分をつなぎ合わせてグループで全体像を造り,展示において学内に動物園を仕掛けます。

第2課題『忘却のたてばんこ 記憶に留めておきたい空間 記憶の共有たてばんこ』

実施日:5月22日〜6月13日

人にはそれぞれ心の中に留めておきたい想い出の空間があるはずです。その空間の魅力を,そこにたたみ込まれた人物,情景をたてばんこのミニチュアに再現し,第3者と共有します。

第3課題『わたしの世界を絵画にする』

実施日:6月18日〜7月11日

気になったコト,好きなモノとの出会いを制作の出発点として,描くことで対象物を観察し,モノの見方,捉え方,心惹かれたコトが何であったのかを探ります。表現の幅を広げ,深めるために,新たな表現方法,構図の効果,描画材料など,絵画の基本を学びます。

第4課題『ワークショップシリーズ/誰かの仕組み,私の仕掛け』

実施日:4月16日〜4月17日,4月18日〜4月20日,5月1日,6月15日,7月13日,7月17日〜7月20日

仕組みと仕掛けをキーワードに,外部からのゲストと共に,ジャンルや技法,アウトプットにはこだわらず,身体,空間,もの,言葉などを使い,世界や他者との関わりについての多様なワークショップを各課題の間にちりばめて複数体験します。

2018年度 総合基礎実技展「そうきそ展」

会期:2018年7月26日〜29日

学内各所において,この授業で学生が取り組んだ内容の成果展覧会を開催