これまでの実施の様子|令和2年度 教員免許状更新講習(美術)
* 掲載内容は実施年度当時のものです。
実施内容
講座名 美術工芸の体験と教材化(選択領域 / 時間数:18時間)
会 場 京都市立芸術大学
実施日程 2020年 8月30日(日曜日),9月6日(日曜日),9月13日(日曜日)(全3日)
対象者 小学校教諭(図画工作),中学校教諭(美術),高等学校教諭(美術及び工芸)
受講者数 20名(選択A:9名,選択B:11名)
受講料 20,000円(材料代,資料代を含む)
募集期間 2020年 7月13日(月曜日)10:00 〜7月22日(水曜日)17:00
申込方法 WEBエントリー方式(受講内定後に申請書の提出必要)
※ 「現代の教育事情1・2(計6時間)」及び「専門分野の演習(計12時間)」をもって18時間分としています。
〈共通〉現代の教育事情1/ 現代の教育事情2
実施日 現代の教育事情1:2020年8月30日(日)9:00〜12:10 (休憩を含む)
現代の教育事情2:2020年9月13日(日)13:30〜17:00 (休憩を含む)
※ 修了試験の時間を含む
*各3時間
形式 講義
講師 飯田 真人(総合芸術学専攻教授)
内容
講習初日の「現代の教育事情1」ではテーマに関する講義及びグループディスカッションを行い,最終日の「現代の教育事情2」ではテーマに関する講義のあと,筆記による修了試験を行いました。
〈選択|A-1〉オランダ17世紀絵画の魅力
実施日 2020年8月30日(日)13:00〜16:10 (休憩を含む) *3時間
形式 講義
講師 深谷 訓子(総合芸術学専攻准教授)
内容
フェルメール,レンブラントなどが有名なオランダ17 世紀絵画の,魅力あふれる作家や作品について学びました。
〈選択|A-2〉古典技法(テンペラ画)体験
実施日 2020年9月6日(日)10:00〜17:00 (昼休憩を含む) *6時間
形式 実技
講師 児玉 靖枝(美術学部油画専攻特任教授)
内容
15 世紀に油彩画の技術が確立される以前に絵画制作の主流であったテンペラ技法の体験を通して,単に図像だけではない絵肌のあり様や顔料の美しさから喚起されることの中にある絵画表現の可能性に触れました。
〈選択|A-3〉日本仏像史の基礎知識
実施日 2020年9月13日(日)9:00〜12:10 (休憩を含む) *3時間
形式 講義
講師 礪波 恵昭(総合芸術学専攻教授)
内容
日本の仏像について,如来・菩薩・明王・天などの形式別の特徴や,時代による様式の相違を学びました。
〈選択|B-1〉中国絵画通史 -古代から近世を中心に-
実施日 2020年8月30日(日)13:00〜16:10 (休憩を含む) *3時間
形式 講義
講師 竹浪 遠 (美術学部総合芸術学専攻准教授)
内容
長大な時空の中で育まれ,日本絵画にも大きな影響を与えてきた中国絵画の展開をたどり,鑑賞のポイントを紹介しました。
〈選択|B-2〉お山のお皿(おやまのおさら)に景色を作る(木工・漆体験)
実施日 2020年9月6日(日)10:00〜17:00 (昼休憩を含む) *6時間
形式 講義
講師 大矢 一成(美術学部漆工専攻准教授),公庄直樹(美術学部漆工専攻非常勤講師)
内容
オリジナルデザインの「おやまのおさら」の形や木目を生かし,木製のお皿を磨き,彫刻刀で模様を彫り,色漆を擦り込んで2枚のお皿を仕上げました。
〈選択|B-3〉京都芸大日本画 裸婦デッサンから学ぶ「線」
実施日 2020年9月13日(日)10:00〜12:10 (昼休憩を含む) *3時間
形式 講義
講師 小島 徳朗(美術学部日本画専攻准教授),谷内 春子(美術学部日本画専攻講師)
内容
本講座では本学日本画専攻での人体の課題に即し,対象を「線」によりとらえて作画を行う日本画表現の基礎的な解釈を,裸婦デッサンを通して学びました。